ピエ-ル・ガッサンディを中心とした、近代科学成立の哲学的背景と意義に関する研究

以皮埃尔·加桑迪为中心的现代科学建立的哲学背景和意义研究

基本信息

批准号：
02610005
负责人：
宗像惠
金额：
$ 0.64万
依托单位：
Kobe University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
财政年份：
1990
资助国家：
日本
起止时间：
1990 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

ピエ-ル・ガッサンディは、古代原子論の復興者として近代科学の成立に貢献すると同時に、古代懐疑論との対決を通して認識論上、実証主義的立場を切り開したことで知られる。他面、彼は人文主義者として、また正統カトリック教会の僧として、近代思想とヨ-ロッパの思想的伝統との調停を図った。本研究の目的は、西洋近代科学の成立の哲学的背景、並びに哲学的意義を、ガッサンディの思想的営為に即して解明することにあった。この研究目的に到題するために、まず、ガッサンディが同時代の思想家達と行った論争を介して、時代の哲学史的・科学史的状況を浮き上がらせることを試みる同時に、古代原子論や懐疑論等の検討を行い、最後に、彼の主著『哲学集成』の検討を、哲学史的・科学史的文脈において行う、という方針を立てた。また、ガッサンディの思想が後代に与えた影響の検討をも併せて行うことにした。以上の研究課題は、短期間で全体的に達成することの困難な、多大なものであったが、デカルトやフラッド等の論争相手との思想の比較、古代原子論者エピクロスの哲学なでに関して、研究を深めることができた。また、ガッサンディ自身の主著の研究も着実に進行中である。未だ論文として発表するには至っていないものの、これらの研究の成果によって、西洋近代哲学全体の流れを展望することが、一段と容易になったと考える。本研究の成果のいわば副産物として、西洋近代哲学の歴史を概観する単行本の計画が現実化しつつあること、また、ガッテンディと並び、形而上学的志向を以て、西洋近代の初めに体系的に自然主義的立場を押し進めたスピノザの倫理政治思想についての研究が進み、発表段階に至っていることを、最後に御報告しておきたい。

皮埃尔·加桑迪（Pierre Gassandy）以建立现代科学的贡献而闻名，作为古代原子主义的复兴，以及他与古代怀疑主义的对抗，他还在认识论中开放了实证主义的立场。另一方面，他是东正教天主教会的人文主义者，也是一个和尚，并试图通过欧洲意识形态传统来调解现代思想。这项研究的目的是阐明根据Gassandi的意识形态活动，建立西方现代科学的哲学背景和哲学意义。为了达到这一研究的目的，他首先试图通过加桑迪与当代思想家进行的辩论来强调该时期的历史和历史情况，同时还研究了古代原子主义和怀疑主义，最后，他提出了一项考虑他的主要工作的政策，以“哲学和历史学科学的背景下的哲学收藏”。他还决定研究加桑迪思想对子孙后代的影响。上述研究主题在短时间内总体上很难实现，但是他们能够加深研究，以将思想与笛卡尔和洪水等辩论以及古代原子症的哲学进行比较。此外，对Gassandy自己的主要工作的研究正在稳步进行。尽管尚未作为论文发表，但我认为这些研究的结果使观察现代西方哲学的整体趋势变得更加容易。最后，作为这项研究结果的副产品，我想报告，概述了现代西方哲学历史的这本书正在成为现实，并且与加宁迪一起，在对斯皮诺萨的伦理和政治思想的研究中也进步了，在Spinoza的伦理和政治思想方面，在西方现代时代的开始，并逐步宣传了一个形式的陈述，并已取得了形象，并已取得了良好的陈述，并且已经取得了进步，并已逐渐发展。