β4-ガラクトース転移酵素-I欠損によるIga腎症発症機構の解析

β4-半乳糖基转移酶-I缺乏所致Iga肾病的机制分析

基本信息

批准号：
17046005
负责人：
浅野雅秀
金额：
$ 2.82万
依托单位：
Kanazawa University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份：
2005
资助国家：
日本
起止时间：
2005 至 2006
项目状态：
已结题

项目摘要

β4GalT-I KOマウスが自然発症するIgA腎症の病態の進行を明らかにするために,生後2ヶ月齢から12ヶ月齢にわたって2ヶ月ごとに複数匹のマウスの腎臓切片を作成し,PAS染色による糸球体の病変領域の同定,PAM染色による糸球体硬化の程度,蛍光免疫染色によるIgAとC3の沈着程度について定量的な解析を行った。β4GalT-I KOマウスのIgA腎症病変は,生後2-3ヶ月齢ですでに75%の糸球体が分節性病変を示し,12ヶ月齢では25%の糸球体が全節性の病変に進行した。糸球体硬化も半年齢までは約20%の領域が,半年齢から1年齢では約30%の領域が硬化病変を示した。また,IgAとC3の沈着も生後3ヶ月齢から顕著に見られ,加齢と共に沈着の程度が進行した。以上のことからβ4GalT-I KOマウスは,2-3ヶ月齢の若年からIgA腎症を発症し,患者と同じように糸球体病変が進行することがわかった。これまでの結果と今年度の結果をまとめて,Am J Patholに論文として発表すると共に,平成15年4月に出願していた特許「IgA腎症の治療薬のスクリーニング方法」が,平成18年6月に登録された。一方,β4GalT-II KOマウスの乳腺の発達異常については,分娩前後の乳腺上皮の増殖が有意に低下していることを見いだし,乳腺上皮の初代培養系を樹立した。また,C57BL/6に戻し交配したβ4GalT-II KOマウスの一連の行動学的解析から,このマウスは情動性が低い傾向にあり,強い刺激の記録には問題がないが,正確な空間記憶に問題があり,運動学習にも顕著な障害があることが明らかとなった。脳での機能的糖鎖の発現を解析したところ,HNK-1の発現が顕著に低下していることがわかり,行動学的異常の一部はこれが原因であることが示唆された。

To clarify the progression of the pathology of IgA nephropathy that occurs spontaneously in β4GalT-I KO mice, kidney sections of multiple mice were prepared every two months from 2 to 12 months of age, and quantitative analysis was performed on the identification of the lesion region of the glomerulus by PAS staining, the degree of glomerulus sclerosis by PAM staining, and the degree of IgA通过荧光免疫染色的C3沉积。 β4Galt-I KO小鼠中的IgA肾病病变已经在2-3个月大的75％的肾小球中的分段病变中显示出来，肾小球的25％在12个月大时都会发展为总节点病变。肾小球硬化症还显示该区域的硬化病变高达一半，该区域的硬化病变最高，最高到半年龄的30％。 IgA和C3沉积也从3个月大时就显而易见，并且沉积程度随着年龄的增长而发展。从以上发现β4Galt-i KO小鼠在2-3岁的年轻人中出现IgA肾病，并且肾小球病变的发展方式与患者相同。到目前为止的结果和这个财政年度的结果总结为要在Am J Pathol发表的论文，以及2003年4月提交的专利“筛查Iga肾病的治疗方法”于2006年6月进行了注册。另一方面，关于β4Galt-ii ko Marmiquioum的乳腺乳腺发育，我们发现的是，我们发现了一个富含乳房的乳房疗法，我们发现了这是一个富含型号的乳房。分娩前后，建立了乳腺上皮的原发性培养系统。此外，跨C57BL/6的β4GALT-II KO小鼠的一系列行为分析表明，这些小鼠的情感性往往较低，并且在记录强刺激方面没有问题，但是在运动学习中具有准确的空间记忆和重大损害的问题。大脑功能性聚糖表达的分析表明，HNK-1表达显着降低，这表明这是某些行为异常的原因。