コンフォメーションの制限された人工ペプチドの分子設計

构象限制的人工肽的分子设计

基本信息

批准号：
09771912
负责人：
田中正一
金额：
$ 1.47万
依托单位：
Kyushu University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份：
1997
资助国家：
日本
起止时间：
1997 至 1998
项目状态：
已结题

项目摘要

ジエチルグリシン(Deg)並びに(S)-ブチルエチルグリシン(Beg)より、C末をエチルエステル、N末をトリフルオロアセチル保護したホモペプチドとして、ヘキサペプチドまでを合成した。X線結晶解析のために、Degに関しては、トリ、ペンタ、ヘキサペプチド、Begに関しては、トリ、テトラペプチドの単結晶の作成に成功した。コンフォメーション解析の結果、Degよりのペプチドは、結晶状態で過去の報告に反してヘリカルなコンフォメーションをとることが判明した。しかし、溶液状態ではプラナーなコンフォメーションをとることが、NMR、IRの測定により分かった。溶液状態でのコンフォメーションに関して、低温でのNMRの測定実験を行ったが、ヘリカルなコンフォメーションを検出することは出来なかった。溶液と結晶状態のコンフォメーションに極端な相違が生じた原因は、C末の保護基の大きさにあると考えている。Begよりのホモペプチドは、結晶状態でプラナーなコンフォメーションをとることが分かった。また、溶液状態においてもプラナーなコンフォメーションをとることが、NMR、IR、CDの測定により示唆された。このプラナーなコンフォメーションをとることは、キラルなジ置換アミノ酸より合成されたペプチドとしては初めての例である。プチルエチルグリシンを含有するヘテロペプチドの合成とそのコンフォメーション解析にも一部成功してヘリカルなコンフォメーションをとることが判明した。この結果は薬学会(徳島)にて発表予定である。

从二乙基甘氨酸 (Deg) 和 (S)-丁基乙基甘氨酸 (Beg) 合成了 C 末端有乙酯保护、N 末端有三氟乙酰基保护的同肽，包括六肽。对于 X 射线晶体分析，我们成功创建了 Deg 的三肽、五肽和六肽单晶，以及 Beg 的三肽和四肽单晶。构象分析表明，来自 Deg 的肽在结晶状态下采用螺旋构象，这与之前的报道相反。然而，NMR和IR测量表明它在溶液状态下采用平面构象。对于溶液状态下的构象，我们在低温下进行了NMR测量实验，但未能检测到螺旋构象。我们认为，溶液和晶态之间的构象存在极大差异的原因是C端保护基团的大小。发现来自 Beg 的同肽在结晶状态下具有平面构象。此外，NMR、IR和CD测量表明，即使在溶液状态下，它也采用平面构象。这种平面构象是由手性二取代氨基酸合成的肽的第一个例子。含丁基乙基甘氨酸的杂肽的合成及其构象分析部分成功，发现其采用螺旋构象。结果计划在日本药学会（德岛）公布。