老化細胞の分泌する新規老化誘導因子の機能解析

衰老细胞分泌的新型衰老诱导因子的功能分析

基本信息

批准号：
21H02693
负责人：
秋山徹
金额：
$ 11.15万
依托单位：
The University of Tokyo
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
财政年份：
2021
资助国家：
日本
起止时间：
2021-04-01 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

我々は、老化に関与する可能性がある分泌タンパク質としてNTを見出したので、NTが老化・代謝・がん化に与える影響をさらに具体的に明らかにすることを目的として研究を進めた。本年度までの研究成果から、NTはヒト線維芽細胞IMR90細胞の老化を惹起する機能を有することを示唆する結果が得られている。本年度は、まずNT欠損マウス胎児より調製したMEFを用いた解析を行った。その結果、NT欠損マウス由来のMEFでは継代数の増加に伴う細胞老化が抑制されることを見出した。続いて、NT欠損マウス個体レベルでの解析を試みた。NT欠損マウスは通常飼育下では野生型と比べて体重に変化は無く、雌雄ともにインスリン感受性にも差は認められなかった。そこで、脂肪組織に対して生理的な条件下で老化を引き起こすために高脂肪食負荷を行い、インスリン感受性の変化を検討した。その結果、NT欠損雄マウスでは高脂肪食負荷時において、インスリン感受性が改善しており、そのことは血中Hb1Ac値の低下からも確認された。さらに、脂肪組織における老化シグナルの発現を確認したところ、NTM欠損マウスの脂肪組織ではIL-6などの老化関連遺伝子の発現減少が確認された。そこで、NTの阻害剤は抗老化・糖尿病の治療薬になりうるという仮説の下、NTに対する中和抗体の作製を試みた。NTリコンビナントタンパク質もしくはNTM強制発現細胞をマウスに免疫したのちに、抗体産生ハイブリドーマを作成し、抗NTモノクローナル抗体を生産するクローンを選択した。得られたモノクローナル抗体をIMR90細胞に作用させたところ、Ras強制発現に伴う老化惹起を緩和する効果を有するクローンが見出された。したがって、我々はNTMに対する中和抗体の取得に成功したと考えられる。

由于我们发现NT是可能参与衰老的分泌蛋白，因此我们进行了研究，目的是阐明NT对衰老，代谢和癌症发展的更具体影响。直到今年的研究结果表明，NT具有诱导人成纤维细胞IMR90细胞衰老的功能。今年，使用由NT缺陷型小鼠胎儿制备的MEF进行分析。结果，我们发现源自NT缺陷型小鼠的MEF抑制了与通过数量增加有关的细胞衰老。接下来，尝试以NT缺陷小鼠个体的水平进行分析。与正常圈养的野生型相比，NT缺陷小鼠没有改变其体重，并且在男性和女性中均未观察到胰岛素敏感性的差异。因此，应用高脂饮食在脂肪组织的生理条件下引起衰老，并检查了胰岛素敏感性的变化。结果，NT缺乏饮食中脂肪饮食量高的雄性小鼠的胰岛素敏感性提高了，这通过血液HB1AC水平降低来证实。此外，当在脂肪组织中确认衰老信号的表达时，已经证实，与NTM缺陷小鼠的脂肪组织中降低了与衰老相关基因（例如IL-6）的表达。因此，我们试图在NT的抑制剂可能是抗衰老和糖尿病的假设下创建针对NT的中和抗体。用NT重组蛋白或NTM强迫表达细胞进行免疫小鼠后，制备了产生抗体的杂交瘤，并选择了产生抗NT单克隆抗体的克隆。当将所得的单克隆抗体应用于IMR90细胞时，发现了一种缓解与强迫RAS表达相关的衰老的作用的克隆。因此，人们认为我们已经成功地获得了针对NTM的中和抗体。

项目成果

期刊论文数量（12）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

がん微小環境に１細胞レベルで挑む

在单细胞水平上应对癌症微环境

DOI：
发表时间：
2021
期刊：
影响因子：
0
作者：
Kunihiro Y;Tanaka N;Kawano R;Yujiri T;Ueda K;Gondo T;Kobayashi T;Matsumoto T;Ito K.;藤田　直也
通讯作者：
藤田　直也

SIPA1L1/SPAR1 Interacts with the Neurabin Family of Proteins and is Involved in GPCR Signaling

DOI：
10.1523/jneurosci.0569-21.2022
发表时间：
2022-03-23
期刊：
JOURNAL OF NEUROSCIENCE
影响因子：
5.3
作者：
Matsuura, Ken;Kobayashi, Shizuka;Akiyama, Tetsu
通讯作者：
Akiyama, Tetsu

Altered cervicovaginal microbiota in premenopausal ovarian cancer patients

绝经前卵巢癌患者宫颈阴道微生物群的改变

DOI：
10.1016/j.gene.2021.146083
发表时间：
2022
期刊：
Gene
影响因子：
3.5
作者：
Morikawa Asuka;Kawabata Ayako;Shirahige Katsuhiko;Akiyama Tetsu;Okamoto Aikou;Sutani Takashi
通讯作者：
Sutani Takashi