多元化社会におけるコミュニティ・スクールの機能可能性と課題

多元化社会中社区学校的功能可能性和挑战

基本信息

批准号：
21K02248
负责人：
仲田康一
金额：
$ 2.41万
依托单位：
Hosei University (2022)Daito Bunka University (2021)
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2021
资助国家：
日本
起止时间：
2021-04-01 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

主に、次の４つの事項にかかる研究活動を推進した。第１に、社会の多元化が進行している英国（イングランド）を例に取り、公教育の制度編成の在り方の変遷と、その中での学校理事会（School Governing Bodies）の役割を検討した。特に、生徒の参加や、困難集中地域における地域性を踏まえた運営の可能性について、主要な論者や、特筆しうる地域を特定し、その検討を行った。特に、マイケル・フィールディング氏や、スチュアート・ランソン氏の実証的研究や理論構築について整理した。第２に、日本国内における学校運営協議会制度の制度について、特に、学校の自律性の観点から再評価を行った。学校運営協議会から教育委員会への意見申出の制度化を巡る経緯を踏まえ、コロナ禍におけるコミュニティ・スクールの活動態様を、コミュニティにおけるニーズの多元性と関わらせながら検討し、その研究成果の一部は論文にまとめることができた。第３に、本来予定していたアンケート調査であるが、これについては、研究代表者の年間計画と、アンケート実施時期との調整を考慮に入れ、新年度に実施することとしたが、その準備として、過去に実施されたアンケート調査の項目等を整理した。第４に、学校運営協議会をめぐって中央政府並びに各地方政府が出している文書（ガイドライン、指導助言文書、規定等）については、常に最新情報を確認するとともに、関係分野の政策動向（中央教育審議会等での審議動向、こども基本法など重要法改正）などについて確認を行い、本研究をどのような文脈に位置付けることが可能かについて考察を進めた。

主要推进以下四项研究活动。首先，以社会多元化不断发展的英国（英格兰）为例，考察公共教育的制度组织的变化以及学校治理机构在其中的作用。特别是针对困难集中地区的学生参与和因地制宜管理的可能性，我们找出了主要论点和值得特别关注的领域，并进行了研究。我特别总结了迈克尔·菲尔丁和斯图尔特·兰森的实证研究和理论构建。其次，我们重新评估了日本的学校管理会议制度，特别是从学校自治的角度。基于从学校管理委员会到教育委员会的意见制度化的历史，我们将根据社区的多元化需求来审视社区学校在冠状病毒大流行期间的活动，并总结我能够得到的研究结果。将这些部分总结成一篇论文。第三，关于原计划的问卷调查，考虑到研究负责人的年度计划和问卷调查的时间安排，我们决定在新的财政年度进行，但我们还没有为此准备项目。过去进行的问卷调查。第四，经常查看中央政府和地方政府发布的有关学校管理委员会的文件（指南、指导性文件、规定等）以及相关领域的政策动向（中央教育审议）的最新信息。会议审议的趋势、《儿童基本法》等重要法律的修订，并考虑了本研究的背景。