「開かれた学校づくり」におけるアクター間ポリティクスに関する研究

“创建开放学校”中的互动政治研究

基本信息

批准号：
09J09070
负责人：
仲田康一
金额：
$ 0.9万
依托单位：
The University of Tokyo
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2009
资助国家：
日本
起止时间：
2009 至 2010
项目状态：
已结题

项目摘要

1.本研究の対象となる保護者・地域住民参加型学校経営の機能評価をするための基礎作業として,1年目に引き続き英米における学校-保護者関係論に関する実証研究を収集した。特に,英国の学校理事会に関する社会学的な研究が与える示唆の大きさを踏まえ,先駆的な論者のマッピングとレビューをした。日本の保護者・地域住民参加型学校経営の動態を把握するためには,各学校に設置されている学校ガバナンス機関内部の権力関係を,委員の社会的背景やガバナンス機関の構成との関係において把握するという視座を援用していくことが必要であるとした。/2.次に,日本の学校ガバナンス機関,具体的には学校運営協議会内部の社会的構成と権力関係について把握するために,以下2つの作業を行った。(1)学校運営協議会委員を対象とするアンケート調査の分析。その結果,委員の個人的特性としては高学歴・高所得・男性・中高年が多く,保護者より地域住民が多いことが分かり,代表性において問題があることを示した。また,学校運営協議会における活動特性は,上記の個人的特性に応じて活性/非活性の分枝が存在していることも見出した。(2)1年目から行っているフィールドワークを継続するほか,新たに1校のケースを追加して,マルチサイト・ケース・スタディを行った。(1)で示したような社会的背景による活動特性の差異のうち,「地域住民と比較したときの保護者の劣位性」,「男性と比較したときの女性の劣位性」の2つについて集中的に検討した。/3.保護者・地域住民参加型学校経営について,学校運営協議会以外の形式で行われている実践について,アクションリサーチ的に関わる機会を得,学校評議員会の「アドバイザー」として参加した。

1.从第一年开始，我们收集了英国和美国的学校与家长关系理论的实证研究，作为家长和当地居民参与的学校管理功能评估的基础工作，这是本研究的主题。特别是，我考虑到社会学研究对英国学校董事会的重大影响，绘制并回顾了先驱作者。为了了解日本家长和当地居民参与的学校管理动态，有必要从各学校设立的学校治理机构内部的权力关系、委员的社会背景和构成等方面进行考察。他表示，有必要利用治理机构的视角。 /2.接下来，为了了解日本学校治理机构，特别是学校管理委员会内部的社会结构和权力关系，我们进行了以下两项任务。 (1) 针对校董会成员的问卷调查分析。结果发现，成员个体特征为高学历、高收入、男性、中年，且当地居民多于家长，说明代表性存在问题。我们还发现，学校管理委员会的活动特征根据上述个体特征，有活跃/不活跃的分支机构。 (2) 除了继续第一年以来我们一直在进行的实地考察外，我们还增加了一个新的案例研究来进行多地点案例研究。在（1）所示的社会背景造成的活动特征的差异中，有两个是“与当地居民相比，父母的劣势”和“与男性相比，女性的劣势”。我们对此进行了深入的考虑。 /3.关于家长和当地居民参与的学校管理，我有机会参与学校管理委员会以外的实践中的行动研究，并作为学校委员会的“顾问”参与。