集団意思決定における畏敬の念の「創発」的影響と機序の解明

阐明敬畏在群体决策中的“突现”影响和机制

• 批准号: 22KJ0740
• 负责人: 高野 了太
• 金额: $ 3.33万
• 依托单位: The University of Tokyo
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2023
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2023-03-08 至 2025-03-31
• 项目状态: 未结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-22KJ0740/
• 关键词: 協調; 鹿狩りゲーム; 畏敬; 心拍変動; 不確実性; 身体生理反応

個々の人間のインプットを集団としての優れたアウトプットにつなげるために、それぞれの行動をどのように相互調整するかという問題を、「コーディネーション問題」と呼ぶ。コーディネーションが成功する相互作用メカニズムを明らかにすることは、社会的共存の実現にかかわる極めて重要な課題である。昨年度、マス目状の鹿狩りゲームを用いることで、どのようなインタラクションを通じて協調（コーディネーション）が実現されるのかについて、その行動・生理的相関調べた実験を行った（N = 72）。このゲームにおいて、参加者は、マスに置かれた自分のプレイヤーを動かし、相手プレイヤーと2人でマンモスを捕獲するか（報酬大）、各々でウサギを捕獲するか（報酬小）を選択した。本研究は、不確実な状況（ゲームの利得構造など）における優れたパフォーマンスとの関連が指摘されている心拍変動（拍間のばらつき）に着目し、プレイ中の心拍変動の高さの組み合わせによって、マンモス捕獲（協調成功）率に違いがあるのかどうかを調べた。結果、心拍変動の高いプレイヤーを含むペア（高-高・高-低）は、含まないペア（低-低）よりマンモス捕獲率が高かった。さらに、マンモス捕獲難易度が高いゲームにおいてこの傾向は顕著であった。報告者はこれらの成果をまとめ、現在国際誌投稿に向けて論文執筆中である。また、集団協調を促進しうる感情である「畏敬」に関する研究を並行して実施し、複数の論文を国際誌に投稿中である。さらに、これらの研究を発展させ、集団的な決定場面において、様々なトピックに対する認識がどのように収束するのか（ナラティブなど）に着目した実験を計画し、準備中である。

如何协调每个个体的行动，以便将个体的人类输入与优越的集体输出联系起来的问题称为“协调问题”。阐明成功协调的互动机制是关系到社会共存实现的极其重要的问题。去年，我们进行了一项实验（N = 72），研究使用网格状猎鹿游戏实现协调的行为和生理相关性。在这个游戏中，参与者将自己的玩家移动到一个正方形上，并选择是否与其他玩家一起捕获猛犸象（大奖励）或各自捕获一只兔子（小奖励）。这项研究的重点是心率变异性（心跳变异），它已被证明与不确定情况下（例如游戏回报结构）的卓越表现相关，并确定游戏过程中高心率变异性的组合研究了猛犸象捕获（合作成功）率是否存在差异。因此，包含高心率变异性玩家（高-高、高-低）的配对比不包含玩家（低-低）的配对具有更高的猛犸象捕获率。此外，这种趋势在捕捉猛犸象难度较高的游戏中更为明显。演讲者总结了这些结果，目前正在撰写一篇论文以提交给国际期刊。此外，我们正在对“敬畏”这种能够促进群体合作的情感进行并行研究，并向国际期刊提交多篇论文。此外，我们正在计划和准备实验，以扩展这些研究，并重点关注对各种主题（例如叙述）的看法如何在集体决策情况下融合。

项目成果

Research Gate

研究之门

Strengthened social ties in disasters: Threat-awe encourages interdependent worldviews via powerlessness

加强灾难中的社会联系：威胁敬畏通过无力感鼓励相互依存的世界观

• DOI: 10.1371/journal.pone.0285049
• 发表时间: 2023
• 影响因子: 3.7
• 作者: Takano, Ryota;Nomura, Michio
• 通讯作者: Nomura, Michio

誰がリーダーになるか？鹿狩りゲームにおけるコーディネーションの行動・生理基盤

谁将成为领导者？

• 发表时间: 2022
• 作者: 高野了太; 亀田達也
• 通讯作者: 亀田達也

Coordinationを実現する生理的基盤：鹿狩りゲームを用いた検討

实现协调性的生理基础：利用猎鹿游戏进行研究

• 发表时间: 2022
• 作者: 高野了太

A Closer Look at the Time Course of Bodily Responses to Awe Experiences

仔细观察身体对敬畏体验的反应的时间过程

• DOI: 10.21203/rs.3.rs-2741676/v1
• 发表时间: 2023
• 作者: Takano Ryota;Nomura Michio
• 通讯作者: Nomura Michio