がんに対するIFNを組み合わせた新しい抗体治療ストラテジーの開発
开发结合 IFN 的癌症新抗体治疗策略
基本信息
- 批准号:20015002
- 负责人:
- 金额:$ 6.59万
- 依托单位:
- 依托单位国家:日本
- 项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
- 财政年份:2008
- 资助国家:日本
- 起止时间:2008 至 2009
- 项目状态:已结题
- 来源:
- 关键词:
项目摘要
これまでのI型インターフェロン(IFN)シグナルの研究をがん治療の領域において発展させた形で,がんの抗体治療の新しいストラテジーを提案し,臨床応用へ向けた分子基盤を見出すことを目的として研究を推進した.まず細胞表面のタンパク質をビオチン化させる方法を用いて,IFN-βに応答してがん細胞に比較的選択的にその発現レベルが顕著に増強する分子群を同定し,その結果,5つのターゲット分子に着目した.今年度,まず,これら5つの候補分子の細胞外領域に対するモノクローナル抗体の作製を行った.スクリーニングの結果,今年度内に抗体を用いた解析が可能となった2つのターゲットSCI101とSCI102について検討を進めた.皮下に担がんさせたマウスの系において,これらの抗体を用いて,IFN投与後の腫瘍内組織のターゲット分子のタンパク質発現レベルを経時的に検討したところ,昨年度検討した担がんSCIDマウスを用いた系での実験結果とconsistentな結果が得られた.SCI101の方がIFN刺激後16時間目をピークに24時間目にはその二分の一以下にタンパク質の発現レベルが低下するのに対し,SCI102はもう少し早い発現経過を示し,6時間目がピークで,24時間目にはほとんど発現レベルは無刺激のレベルに近くなる結果となった.次に,発現プロファイルを元に,IFN-β投与群と非投与群で治療抗体の抗腫瘍効果を検討した.発現ピークの1時間前に尾静脈より抗体投与を5日間行なった結果,IFN-β投与のみでも非投与群と比べ,腫瘍径の減少がみとめられたが,抗体投与を併用した群の方が,IFN-β投与のみよりもより,腫瘍が縮小する傾向がみとめられた.現在,数を増やして再現性を検討している.また蛍光物質をラベルした治療抗体を用いて,IFN投与による治療抗体の腫瘍局所への集積の検討を行っており,できるだけ早急に論文にまとめることを予定している.
通过对I型干扰素(IFN)信号在癌症治疗领域的前期研究,我们旨在提出抗体治疗癌症的新策略,并发现临床应用的分子基础。首先,通过使用生物素化细胞表面蛋白的方法。 ,我们鉴定了一组分子,其表达水平在癌细胞中相对选择性地显着增加,以响应 IFN-β。因此,我们重点关注了五个目标分子。我们针对这五个候选分子的细胞外区域创建了单克隆抗体。作为筛选的结果,我们继续研究了两个靶点SCI101和SCI102,这两个靶点可以在本财年内使用抗体进行分析。在皮下荷瘤小鼠系统中使用这些抗体,我们检查了IFN给药后瘤内组织中靶分子随时间的蛋白质表达水平,发现去年检查的荷瘤SCID小鼠为所用系统的实验结果结果与获得的结果一致。在SCI101中,蛋白质表达水平在IFN刺激后16小时达到峰值,并在24小时时降至不到该水平的一半,而在SCI102中,表达水平进展稍早。 6小时表达达到峰值,24小时表达水平接近未刺激水平。接下来,根据表达谱,发现IFN-β给药组和未给药组之间的表达水平存在差异。我们研究了治疗性抗体的抗肿瘤作用。提前1小时通过尾静脉给予抗体,持续5天,结果发现,与非给予组相比,即使单独给予IFN-β,肿瘤尺寸也有所减小,但联合给予抗体的组显示出与未施用组相比,肿瘤尺寸减小 与单独施用β相比,肿瘤有缩小的趋势。我们目前正在增加数量并检查可重复性。我们还在研究通过使用荧光标记的治疗性抗体施用 IFN 来治疗性抗体在肿瘤中的局部积累。我们计划在一篇论文中对此进行总结。
项目成果
期刊论文数量(4)
专著数量(0)
科研奖励数量(0)
会议论文数量(0)
专利数量(0)
Critical role for constitutive type I interferon signaling in the prevention of cellular transformation
- DOI:10.1111/j.1349-7006.2008.01051.x
- 发表时间:2009-03-01
- 期刊:
- 影响因子:5.7
- 作者:Chen, Hui-min;Tanaka, Nobuyuki;Takaoka, Akinori
- 通讯作者:Takaoka, Akinori
核酸を介する自然免疫活性化機構の解析
核酸介导的先天免疫激活机制分析
- DOI:
- 发表时间:2009
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:Hirofumi Shimizu;Masayuki Iwamoto;Amiko Nihei;Takashi Konno;Yuji C.Sasaki;Shigetoshi Oiki;高岡晃教
- 通讯作者:高岡晃教
自然免疫におけるIFN応答の新たな制御メカニズム
先天免疫中干扰素反应的新控制机制
- DOI:
- 发表时间:2009
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:Pham Ngoc Hung;Viet Ha Nguyen;Toshiaki Aoki;Takuya Katayama;渡辺正夫;高岡晃教
- 通讯作者:高岡晃教
SCI2を介した自然免疫応答制御
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- DOI:
- 发表时间:2009
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:Pham Ngoc Hung;Toshiaki Aoki;Takuya Katayama;高岡晃教
- 通讯作者:高岡晃教
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