アクチン、ホスファターゼなどの生体高分子と複合する有機化合物の創製と反応

与肌动蛋白和磷酸酶等生物聚合物复合的有机化合物的产生和反应

基本信息

批准号：
13024215
负责人：
木越英夫
金额：
$ 2.69万
依托单位：
University of Tsukuba
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份：
2001
资助国家：
日本
起止时间：
2001 至 2002
项目状态：
已结题

项目摘要

有機小分子と生体高分子との相互作用の研究は有機化合物による分子認識機構を解明するとともに医学・生物学の分野では生物活性物質の作用機構解明や医薬品開発につながる必須の研究領域である。今回、対象生体高分子として細胞骨格タンパク質のアクチンと新型のプロテインホスファターゼに着目した。海洋動物アメフラシから単離されたアプリロニンAは、細胞骨格タンパク質のアクチンに作用する新しい型の抗腫瘍性物質である。これまでの知見よりアプリロニンAの側鎖部がアクチン脱重合活性に重要な部分構造であることが判明していたので、アプリロニンAの約十分の一の活性を持つ側鎖部人工類緑体に光アフィニティ官能基を導入した誘導体2種を合成した。これらの化合物とアクチンの反応を行ったところ、アクチンを効率良く標識することが明らかとなった。現在は、標識部位の特定のために、標識体の酵素加水分解と断片の構造を検討している。最近、9-アントラセンカルボン酸(9AC)に阻害されるこれまでには知られていない型のプロテインホスファターゼが存在していることが報告された。そこで、9AC誘導体を設計・合成し、これらのブロテインホスファターゼ阻害活性を検定した。その結果、3位にリンカーをつけた誘導体は目的とする酵素を阻害することが分かった。新型の海洋産細胞毒性物質ハテルマライドNAの構造確定と標的分子検索を目的として、合成研究を行い、提出していた構造を修正した。

有机小分子与生物聚合物之间相互作用的研究是一个重要的研究领域，不仅阐明有机化合物的分子识别机制，而且有助于阐明生物活性物质的作用机制以及医学和生物学领域的药物开发。这次，我们重点关注细胞骨架蛋白肌动蛋白和新型蛋白磷酸酶作为目标生物聚合物。 Aplyronin A是从海洋动物海兔中分离出来的，是一种作用于细胞骨架蛋白肌动蛋白的新型抗肿瘤物质。基于之前的发现，发现aprironin A的侧链部分是肌动蛋白解聚活性的重要部分结构，因此发现aprironin A的侧链部分是肌动蛋白解聚活性的重要部分结构。合成了两类具有光亲和官能团的衍生物。当这些化合物与肌动蛋白反应时，发现它们有效地标记了肌动蛋白。目前，我们正在研究标记产物的酶水解和片段的结构，以识别标记位点。最近，据报道，有一种以前未知的蛋白磷酸酶可以被9-蒽甲酸（9AC）抑制。因此，我们设计并合成了9AC衍生物并测定了其蛋白磷酸酶抑制活性。结果发现，在第3位连接有连接体的衍生物抑制目标酶。为了确定新型海洋细胞毒性物质Hatermalide NA的结构并寻找目标分子，我们进行了合成研究并修改了提交的结构。