特殊反応媒体を活用する多相系連続フロー反応システム
利用特殊反应介质的多相连续流动反应系统
基本信息
- 批准号:18655041
- 负责人:
- 金额:$ 2.24万
- 依托单位:
- 依托单位国家:日本
- 项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
- 财政年份:2006
- 资助国家:日本
- 起止时间:2006 至 2007
- 项目状态:已结题
- 来源:
- 关键词:
项目摘要
有機合成では、多くの場合有機溶媒による単相系反応が実施されている。一方、水と有機溶媒の双方を用いる二相系システムにおいては、界面反応の効率生起のため、相間移動触媒を用いた反応システムの開発も行われている。本萌芽研究では新反応媒体であるフルオラス溶媒を活用した多相系反応に着目し合成化学手法における新分野、新機軸を切り開くことを目的とした。フルオラス溶媒をスクリーン相とする三相系でのPhase-Vanishing法は、滴下ロート等による反応試薬の滴下や反応系の冷却を必要とせず、発熱反応を室温で簡便に行える利点があることから、オレフィン類のシクロプロパン化反応を検討した。その結果、CH_2I_2/Et_3Alを用いたシクロプロパン化は通常低温下で行われるが、本三相系手法によって室温でも簡便に反応が実施できることを見いだした。また、Phase-Vanishing法をマイクロリアクターを用いたフロー系で検討した。モデルとして臭素化反応を行ったところ効率良く反応が進行した。さらに、フルオラスタグを導入した光学活性アミンを合成し、リチウムアミドを用いたケトンの不斉エノールシリル化反応に適応させ、多相系の後処理に供した。フルオラスアミンはフルオラス相より簡便に回収され、再利用が可能となった。また、ラジカル連鎖反応をマイクロリアクターを用い、フロー系で行ったところ極めて短時間で反応が完結することを見いだした。これらの結果は多相系連続フローシステムが有望な反応手法であり、今後の展開の可能性を強く期待づけるものとなった。
在有机合成中,经常使用有机溶剂进行单相反应。另一方面,在使用水和有机溶剂两者的两相系统中,为了有效地发生界面反应,也正在开发使用相转移催化剂的反应系统。这项探索性研究旨在通过重点关注利用新反应介质氟溶剂的多相反应,开辟合成化学方法的新领域和创新。相消失法采用以氟溶剂作为筛相的三相体系,其优点是可以在室温下轻松进行放热反应,无需使用滴液漏斗等滴加反应试剂。 ,或冷却反应体系,研究了烯烃的环丙烷化反应。结果,我们发现虽然使用CH_2I_2/Et_3Al的环丙烷化通常在低温下进行,但使用这种三相体系可以很容易地在室温下进行反应。我们还研究了使用微反应器的流动系统的相消失方法。当以溴化反应为模型进行时,反应有效地进行。此外,合成了引入氟标签的光学活性胺,适用于使用氨基锂的酮的不对称烯醇硅烷化反应,并进行多相后处理。氟胺很容易从氟相中回收并且可以重复使用。此外,当使用微反应器在流动系统中进行自由基链式反应时,发现反应在极短的时间内完成。这些结果表明多相连续流系统是一种有前途的反应方法,我们对其未来的发展抱有强烈的期望。
项目成果
期刊论文数量(4)
专著数量(0)
科研奖励数量(0)
会议论文数量(0)
专利数量(0)
Adventures in Inner Space:Microflow System for Practical Organic Synthesis
内部空间历险记:实用有机合成的微流系统
- DOI:
- 发表时间:2008
- 期刊:
- 影响因子:2
- 作者:Ryu I;et. al.
- 通讯作者:et. al.
Spurring Radical Reactions of Organic Halices with Tin Hydride and TTMSS Using Microreactors
使用微反应器激发有机 Halices 与氢化锡和 TTMSS 的自由基反应
- DOI:
- 发表时间:2008
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:Ryu I;et. al.
- 通讯作者:et. al.
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- 影响因子:0
- 作者:
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