ヴィゴツキ-派の社会文化理論に基づく数学科授業過程の実証的研究

基于维果茨基社会文化理论的数学课程过程实证研究

基本信息

批准号：
08780147
负责人：
大谷実
金额：
$ 0.7万
依托单位：
Kanazawa University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份：
1996
资助国家：
日本
起止时间：
1996 至无数据
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-08780147/
关键词：
ヴィゴツキ-授業過程数学教育学

项目摘要

本研究は,中学校の第1学年の数学科の授業を,ヴィゴツキ-の「発達の最近接領域」論を視座として分析することを目的とした。具体的には,数学に特徴的な実践の諸相,すなわち,数学的問題の構成,解法の手だての計画,解法の構成,結果の検討,問題や解法の再検討といった相が,実際の授業過程においてどのようにして社会的に構成されるのかを,「参加」と「談話」の形態という対人的相互行為の概念を分析視点として分析を行った。中学校での数学科の授業過程における社会的相互行為と生徒の数学的認知活動の依存性を探究するために,石川県の公立中学校第1学年2クラスを調査対象として設定し,そこで営まれる数学の授業を,一年間にわたり参与観察した。この過程でえられた授業のプロトコールから,授業における特徴的な「参加」の形態と「談話」の形態を抽り出すとともに,個々の生徒の実際の数学的作業の態様を記述した。これらのデータの相互関係を視野に入れつつ,当該の数学の授業過程における社会的相互行為と生徒の数学的認知活動の依存性についての仮説を提示した。こうした研究成果は、日本数学教育学会ならびに、第20回数学教育心理国際会議において公表された。

本研究的目的是从维果茨基“邻近发展领域”理论的角度来分析初中一年级数学课程。具体而言，数学实践特征的各个方面，例如构造数学问题、规划解决数学问题的方法、构造解决方案、检查结果以及重新审视问题和解决方案，我们分析了如何利用数学的社会建构。人际互动的概念是“参与”和“话语”的形式。为了探究初中数学课程中社会交往与学生数学认知活动的依赖关系，我们以石川县的两个公立初中一年级班级为研究对象，对其所教授的数学进行调查。我对班级进行了为期一年的参与式观察。从这个过程中获得的课堂协议中，我们提取了课堂上“参与”和“话语”的特征形式，并描述了个别学生的实际数学工作。考虑到这些数据的相互关系，我们提出了数学课程过程中的社会互动与学生的数学认知活动之间的依赖关系的假设。这些研究成果在日本数学教育学会暨第20届国际数学教育心理学会议上公布。