The History of Inclusion and Exclusion of Sinti and Roma: Nazism and BRD after 1945

辛提人和罗姆人的包容和排斥历史：1945 年之后的纳粹主义和 BRD

基本信息

批准号：
21K17948
负责人：
大谷実
金额：
$ 2.41万
依托单位：
Iwate Prefectural University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份：
2021
资助国家：
日本
起止时间：
2021-04-01 至 2025-03-31
项目状态：
未结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-21K17948/
关键词：
西ドイツマイノリティ包摂と排除市民社会ナチズム

项目摘要

本年度は、バーデン・ヴュルテンベルク州における「新たな」社会的包摂の動き（フライブルク・モデル）について、当時の史料および関連文献を収集し、社会的背景の分析を進めた。具体的には、まず「フライブルク・モデル」の生じたバーデン・ヴュルテンベルク州のシンティ・ロマをめぐる動向を把握するため、同州の州議会関連資料を網羅的に収集し、分析に着手した。これと並行して、バーデン・ヴュルテンベルク州がいかなる社会・経済・政治状況にあったのか、1950年代・1960年代を中心に調査した。さらに、バイエルン州などの動向も調査した。このため、ドイツのバイエルン州立図書館およびライプツィヒ国立図書館などを訪問し、関連史資料を広く収集した。目下、以上の史資料の分析に取り組んでいる途上だが、現在のところ、次のようなことが明らかとなった。戦後の西ドイツ社会は、被追放民や東ドイツ難民など、膨大なドイツ系住民の受け入れを経験していた。そうしたなかで、安定的な職業に就けず、一定の住居を持てない人びとが「非定住者」として社会問題化し、放浪者全般に対する支援のあり方が模索されていた。そこで、バーデン・ヴュルテンベルク州では、「非定住者」をはじめとした放浪者全般を社会に「再統合」するため、社会福祉関連団体による関与の必要性について、議論されるようになってきた。このように、いわばドイツ系「非定住者」をめぐる対応が、従来から「放浪民族」として抑圧されていたシンティ・ロマの立場を変化させる一因となった可能性がある。しかし同時期に、ナチス期以前から存在していた「反社会的分子」として放浪者やシンティ・ロマを取り締まる法律を再び導入する動きも生じていた。その試みは、バーデン・ヴュルテンベルク州では、州議会での反対により挫折したが、バイエルン州議会では法案修正は行われたものの、最終的には立法化されており、ある程度貫徹された。

今年，我们收集了当时的历史资料和相关文献，分析了巴登符腾堡州“新”社会包容运动（弗莱堡模式）的社会背景。具体来说，为了了解“弗莱堡模式”发源地巴登-符腾堡州辛提罗姆人的动向，我们全面收集并分析了巴登-符腾堡州议会的相关资料。与此同时，我调查了巴登-符腾堡州的社会、经济和政治状况，重点关注 20 世纪 50 年代和 1960 年代。我们还调查了巴伐利亚和其他州的趋势。为此，他参观了德国巴伐利亚州立图书馆和莱比锡国家图书馆，广泛收集了相关历史资料。目前，我们正在对上述史料进行分析，目前已获悉以下情况。战后，西德社会接纳了大量德国后裔，包括被驱逐者和东德难民。在这种情况下，无法找到稳定工作或固定居住地点的人们被称为“非定居者”，成为一个社会问题，人们正在寻找支持流浪者的方法。因此，在巴登-符腾堡州，人们一直在讨论社会福利组织参与的必要性，以使所有流浪者，包括“非定居者”“重新融入”社会。通过这种方式，可以说，对德国“非定居者”的反应可能在改变辛提罗姆人的立场方面发挥了作用，辛提罗姆人历来被视为“流浪民族”而受到压迫。然而，大约在同一时间，也出现了一场重新制定法律来镇压流浪者和辛提罗姆人的运动，这些人被归类为纳粹时代之前就存在的“反社会分子”。这一尝试在巴登-符腾堡州因州议会的反对而受挫，但尽管该法案在巴伐利亚州议会进行了修改，但最终还是颁布为法律并在一定程度上获得了通过。