高校生のメンタルヘルスリテラシー向上にむけた介入方法の検討－実態調査を踏まえて－

探讨提高中学生心理健康素养的干预方法——基于实际情况调查——

基本信息

批准号：
13J02004
负责人：
佐藤修哉
金额：
$ 1.28万
依托单位：
Tohoku University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2013
资助国家：
日本
起止时间：
2013-04-01 至 2015-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究の目的は、高校生のメンタルヘルスリテラシーの向上を図り、相談意欲を高めることであった。前年度までの研究成果を踏まえ、今年度は内容をブラッシュアップし、引き続き介入研究を実施した。その結果、精神疾患に対するスティグマが低減し、専門的な援助に関するイメージもポジティブなものに改善した。その効果は介入直後だけでなく、介入3か月後まで維持されていた。相談意欲の向上にも効果がみられた。一方、リテラシーの中でもスティグマなどの「イメージ」に関するものは改善していたが、「知識」に関するものは介入直後では改善がみられたが、3か月後までは効果が確認できなかった。知識の定着のために、介入方法の改善が必要である。また、専門的な援助に関するリテラシーや相談意欲は向上したが、友人など身近な非専門家への相談意欲に関しては、大きな変化がみられなかった。専門家への相談意欲が向上することはもちろん重要であるが、高校生の場合、友人や親など身近な非専門家の存在も重要であると考えられる。この点に関しても、介入方法のさらなる検討が必要である。今年度は、メンタルヘルスリテラシーに関連した尺度の作成も行った。心理専門職への援助要請に関する態度尺度短縮版（ATSPPH-SF）と、心理専門職へ相談することに関するセルフスティグマ尺度（SSOSH）の日本語版の作成を行った。どちらの尺度も予備調査を行い、日本語訳について詳細に検討した後に本調査を実施した。その結果、信頼性および妥当性が確認された尺度が作成された。

本研究的目的是提高高中生的心理健康素养，增加他们寻求咨询的意愿。今年我们在去年研究成果的基础上，重新梳理内容，继续开展干预研究。结果，围绕精神疾病的耻辱感减少了，专业帮助的形象也改善为积极的形象。效果不仅在干预后立即维持，而且可维持至干预后3个月。人们还发现，它可以有效提高咨询的积极性。另一方面，在识字方面，与“形象”相关的事情，例如耻辱感有所改善，但“知识”方面的改善在干预后立即可见，但效果直到三个月后才得到证实。需要改进干预方法以确保知识保留。此外，尽管有关专业帮助的素养和寻求建议的意愿有所提高，但向朋友等亲密非专家寻求建议的愿望没有观察到重大变化。增加咨询专家的愿望固然重要，但对于高中生来说，朋友和父母等非专家的存在也很重要。对此，有必要进一步研究干预方法。今年，我们还创建了与心理健康素养相关的量表。我们创建了日语版的向心理专家寻求帮助的态度量表（ATSPPH-SF）和向心理专家咨询的自我耻辱量表（SSOSH）。对两个尺度都进行了初步研究，主要研究是在对日文翻译进行详细研究后进行的。结果，创建了具有确认信度和效度的量表。

项目成果

期刊论文数量（0）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

中学生のメンタルヘルスリテラシの実態―介入のための基礎資料を得る観点から―

初中生心理健康素养的实际状况——以干预基础材料获取为视角——

DOI：
发表时间：
2013
期刊：
影响因子：
0
作者：
Takanobu Kuroyama;Koichi Mizutani;Naoto Wakatsuki;and Takeshi Ohbuchi;佐藤修哉・内田知宏・上埜高志
通讯作者：
佐藤修哉・内田知宏・上埜高志

中学生のメンタルヘルスリテラシー向上を目的とした介入と効果

提高初中生心理健康素养的干预措施及效果

DOI：
发表时间：
2013
期刊：
影响因子：
0
作者：
Takanobu Kuroyama;Koichi Mizutani;Noato Wakatsuki;Tadashi Ebihara;and Takeshi Ohbuchi;藤間公太;佐藤修哉・内田知宏・上埜高志
通讯作者：
佐藤修哉・内田知宏・上埜高志

アンチスティグマ/メンタルヘルスリテラシー

反耻辱/心理健康素养

DOI：
发表时间：
2013
期刊：
精神科臨床サービス
影响因子：
0
作者：
佐藤修哉
通讯作者：
佐藤修哉

高校生の相談行動と心理・社会的要因との関連－メンタルヘルスリテラシー、パーソナリティ、家族内機能を踏まえて－

高中生咨询行为与心理社会因素的关系 - 基于心理健康素养、人格和家庭功能 -

DOI：
发表时间：
2014
期刊：
影响因子：
0
作者：
濱本明恵;小林勇喜;斎藤祐見子;佐藤修哉・内田知宏・上埜高志
通讯作者：
佐藤修哉・内田知宏・上埜高志

高校生の被援助志向性およびメンタルヘルスリテラシーの向上を目的とした介入の効果の検討―心理士介入群、教員介入群、統制群の比較から―

检验旨在提高高中生寻求帮助倾向和心理健康素养的干预措施的效果 - 心理学家干预组、教师干预组和对照组的比较 -

DOI：
发表时间：
2014
期刊：
影响因子：
0
作者：
Y. Yokoyama;S. Aoyagi;M. Fujii;J. Matsuo;J. S. Fletcher;N. P. Lockyer;J. C. Vickerman;I. S. Gilmore;R. Havelund;M. P. Seah;佐藤修哉・安保英勇・上埜高志
通讯作者：
佐藤修哉・安保英勇・上埜高志