フォーカスとイントネーションのインターフェースに関する日韓語対照研究

日韩语焦点与语调界面的比较研究

基本信息

批准号：
10F00308
负责人：
窪薗晴夫
金额：
$ 1.54万
依托单位：
National Institute for Japanese Language and Linguistics
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2010
资助国家：
日本
起止时间：
2010 至 2012
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究の目的は、日本語(東京方言)と韓国語(釜山方言)において、フォーカスと疑問文の特徴的なイントネーションパターンを分析した上で、その二つの相互作用を実験音声学的に研究することである。前段階の研究でフォーカスの用法によりイントネーションパターンに有意差が認められた。本研究ではイントネーションの知覚・意味解析という面に注目しprominence rating testとcontext retrievaltestを実施した。その音調的な違いが認識でき、コントラストがあるフォーカスの方がコントラストがないフォーカスより'音調的に強い'と認識することがわかった。しかし、認識した音調的な情報はフォーカスの用法の区別には適用されないことが明らかになった。さらに、フォーカスと疑問詞の意味的な範囲(scope)が部分的にまたは完全に重なる場合のイントネーションパターンを分析中である。具体的には、東京方言、福岡方言、慶尚南道方言において以下の3つの構造のイントネーションを調べている。1)フォーカスの範囲に疑問詞が現れる場合2)疑問詞の範囲にフォーカスが現れる場合3)疑問詞自体がフォーカスになる場合この疑問詞疑問文とフォーカスのインタラクションは、疑問詞とフォーカスの関係を解明するうえで重要なテーマである。

本研究的目的是分析日语（东京方言）和韩语（釜山方言）的焦点句和疑问句的特征语调模式，然后利用实验语音学研究两者之间的相互作用。先前的研究发现，根据焦点的使用，语调模式存在显着差异。在本研究中，我们重点关注语调感知和语义分析方面，并进行了显着性评级测试和上下文检索测试。结果发现，色调差异可以被识别，并且具有对比度的焦点被认为比没有对比度的焦点“色调更强”。然而，很明显，所识别的音调信息不适用于区分焦点的使用。此外，我们目前正在分析焦点词和疑问词的语义范围部分或完全重叠时的语调模式。具体来说，我们正在研究东京方言、福冈方言和庆尚南道方言中以下三种结构的语调。 1）当疑问词出现在焦点范围内时 2）当焦点出现在疑问词范围内时 3）当疑问词本身成为焦点时。是一个需要澄清的重要主题。