siRNAをビルディングブロックとする超分子構造体の創出と機能開発

使用 siRNA 作为构建模块的超分子结构的创建和功能开发

基本信息

批准号：
23350049
负责人：
片岡一則
金额：
$ 12.31万
依托单位：
The University of Tokyo
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
财政年份：
2011
资助国家：
日本
起止时间：
2011-04-01 至 2014-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

H24年度は、単一のsiRNAを含む会合体(ユニットPICと名付ける)の安定性評価を中心とした一連の機能評価を行った。具体的には、ポリエチレングリコール（PEG）とポリリシンP(Lys)からなるブロック共重合体PEG-P(Lys)を、1本鎖PEG：分子量10,000～50,000、もしくは2本鎖PEG(PEGasus)：分子量20,000～50,000、およびP(Lys)：重合度20、40と組み合わせを変えて、PEG含有量の異なる種々のユニットPICを調製し、これらに対し、ポリアニオンであるヘパリンを加え、対ポリアニオンとの置き換わりに対する安定性を評価した(ヘパリン添加後のユニットPICからのsiRNA放出量を定量した)。その結果、PEG含有量の増大とともに、ユニットPICの安定性が顕著に増大する(siRNAが放出されにくくなる)ことが明らかになった。次に、この置き換わりに対する安定性がユニットPICの血中滞留性と相関するのかどうかを調べたところ、PEG分子量(もしくは含有量)の増大に伴い、ユニットPICの血中滞留性も劇的に改善されることが明らかになった。また、同一分子量のPEGとPEGasusを比較すると、PEGasusから成るユニットPICの方が有意に高い血中滞留性を有することも明らかになった。この理由に関しては次年度の検討課題としてあげる。一方、最も優れた血中滞留性を示したユニットPICに対し、がん治療実験の初期検討をヒト腎臓がんの皮下移植モデルマウスを構築して行ったところ、有意な抗腫瘍効果を得ることに成功した。次年度は、腫瘍組織内でのmRNA量の定量など、より詳細な生物実験を計画し、siRNAキャリアとしての可能性を検証する。

2011年度，我们进行了一系列以含有单一siRNA的聚集体（称为单元PIC）的稳定性评价为中心的功能评价。具体而言，将由聚乙二醇（PEG）和聚赖氨酸P（Lys）组成的嵌段共聚物PEG-P（Lys）转化为单链PEG：分子量10,000至50,000，或双链PEG（PEGasus）：分子重量 20,000 至 50,000，以及 P(Lys) ：通过改变聚合度20和40的组合来制备具有不同PEG含量的各种单元PIC，并向其中添加聚阴离子肝素，以评估相对于相反聚阴离子取代的稳定性（肝素添加量）后续单位 PIC 已量化）。结果表明，随着PEG含量的增加，单位PIC的稳定性显着增加（siRNA变得不太可能被释放）。接下来，我们研究了针对这种取代的稳定性是否与单位PIC的血液保留相关，并且发现随着PEG的分子量（或含量）增加，单位PIC的血液保留也显着改善。会完成的。另外，比较相同分子量的PEG和PEGasus可知，由PEGasus构成的单位PIC的血液中滞留性显着提高。其原因将于明年讨论。另一方面，当使用在血液中表现出最佳滞留性的PIC构建小鼠皮下移植的人肾癌模型用于癌症治疗实验的初步研究时，获得了显着的抗肿瘤效果。明年，我们将计划更详细的生物学实验，例如量化肿瘤组织中的mRNA量，以验证其作为siRNA载体的潜力。