ステロイドホルモンおよびその受容体による神経細胞調節機構と三次元組織構築

类固醇激素及其受体的神经元调节机制和三维组织构建

基本信息

批准号：
12050235
负责人：
河田光博
金额：
$ 2.5万
依托单位：
Kyoto Prefectural University of Medicine
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
财政年份：
2000
资助国家：
日本
起止时间：
2000 至 2001
项目状态：
已结题

项目摘要

グルココルチコイドレセプターとミネラルコルチコイドレセプターの動態の分子基盤について詳細に検討を行い、以下の所見を得た。グルココルチコイドレセプターはデキサメサゾン、コルチコステロン、アルドステロンに対しては細胞質・核移行を生じたが、エストロゲンには反応しなかった。ミネラルコルチコイドレセプターはデキサメサゾン、コルチコステロン、アルドステロンの他に、プロゲステロンに対しても細胞質・核移行を行った。これはプロゲステロンが化学構造的にアルドステロンと近似しているからと考えられた。また、ミネラルコルチコイドレセプターはエストロゲンに対しては反応しなかった。細胞質・核移行にどのような分子シャペロンが関るのか検索した。Geldanamycinは熱ショックタンパクHSP90と結合することによって、シャペロン機能を阻害する薬物である。Cos細胞において、グルココルチコイドレセプターとミネラルコルチコイドレセプターはいずれもgeldanamycin投与によってリガンド投与による細胞質・核移行が阻止されたことから、HSP90がその輸送に強く関っていることが明かとなった。このことから、cos細胞と海馬ニューロンではHSP90の関与が異なることが明かとなった。海馬細胞にLucifer Yellowの蛍光色素を細胞内注入し、その樹状突起の様相変化をコンフォーカルレーザー顕微鏡を用いて解析を行なった。両側副腎摘出を行って2週間のCA1と歯状回顆粒細胞層での海馬神経細胞の樹状突起は、その広がり、分岐の数ともに減少していた。これらの樹状突起の減少変化はCA3の領域では見られず、むしろ突起の数が増加する傾向にあった。CA3の領域は元来グルココルチコイドレセプターの発現が少ないあるいは弱い領域であり、これらの違いにグルココルチコイドレセプターが強く関与していることが示唆された。

我们详细研究了糖皮质激素受体和盐皮质激素受体动力学的分子基础，并获得了以下发现。糖皮质激素受体易位至细胞质和细胞核，对地塞米松、皮质酮和醛固酮有反应，但对雌激素没有反应。除了地塞米松、皮质酮和醛固酮外，盐皮质激素受体还将孕酮转运至细胞质和细胞核。这被认为是因为黄体酮的化学性质与醛固酮相似。此外，盐皮质激素受体对雌激素没有反应。我们寻找什么样的分子伴侣参与细胞质/核运输。格尔德霉素是一种通过与热休克蛋白 HSP90 结合来抑制伴侣功能的药物。在 Cos 细胞中，给予格尔德霉素可抑制糖皮质激素受体和盐皮质激素受体的细胞质和核转位，表明 HSP90 强烈参与它们的转运。这些结果表明HSP90的参与在cos细胞和海马神经元之间是不同的。将荧光黄荧光染料细胞内注射到海马细胞中，并使用共焦激光显微镜分析其树突外观的变化。双侧肾上腺切除术后两周，CA1区和齿状回颗粒细胞层海马神经元树突的分布和分支数量均减少。在 CA3 区域没有观察到这些枝晶减少的变化，而是枝晶数量趋于增加。 CA3区原本是糖皮质激素受体表达低或弱的区域，表明糖皮质激素受体与这些差异密切相关。