先天性聾児の人工内耳移殖手術と言語発達:

先天性耳聋儿童的人工耳蜗植入手术和语言发育：

基本信息

批准号：
12011205
负责人：
加我君孝
金额：
$ 0.7万
依托单位：
The University of Tokyo
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
财政年份：
2000
资助国家：
日本
起止时间：
2000 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

先天性聾児10名に対し、人工内耳埋込術を行い、術後の言語発達について調べた。全例とも生後1歳前後までに補聴器をフィティングした症例であるが、聴脳言語発達が不十分であるために、生後3〜4歳の間に、人工内耳埋込術を実施したものである。術後、片耳人工内耳、補聴器は反対側にそのまま使用している例が6例あった。10例のうち6例は、人工内耳埋込術後は、著しく聴能と言語、構音が良好に発達した。その結果、コミュニケーションが円滑となっている。音楽認知についても聴能が向上して、歌唱能力や楽器の演奏も良好になっている。人工内耳においては成人の中途失聴者では音楽能力の回復が難しいが、先天聾の小児では音楽能力までが回復することも明らかとなった。しかし、残り4例には問題を認めた。1例では、聴覚音声回路の発達が、復唱が可能になったが、自発活が出現しない。これは、成人の超皮質性感覚性失語に類似しており、我々は、この状態を人工内耳による発達性感覚性失語と呼ぶことを提案したい。他の2例は、聴力検査上は、域値は良好であり、内言語の発達がゆっくりで、復唱も不十分である。ただし、補聴器だけの頃よりもコミュニケーションが良好。これは知的障害性との重複障害と名付けることにした。最後の1例は内耳奇形のために、電極の挿入ができた数は少なく、聴能の発達が認められない例である。恐らく聴神経の発達も不良なためと考えられた。

对10名先天性耳聋儿童进行了人工耳蜗植入，并对术后语言发育进行了调查。所有病例均在 1 岁左右之前安装助听器，但由于听觉大脑语言发育不足，在 3 至 4 岁之间进行了人工耳蜗植入。手术后，有6名患者继续使用对侧人工耳蜗和助听器。 10 例中有 6 例在人工耳蜗植入后听力、语言和发音能力显着发展。结果，沟通变得更加顺畅。在音乐识别方面，他们的听力提高了，歌唱能力和乐器演奏能力也提高了。已经明确的是，通过人工耳蜗，过早失聪的成年人很难恢复他们的音乐能力，但先天性耳聋的儿童却有可能恢复他们的音乐能力。然而，其余四起案件却发现了问题。在一种情况下，听觉言语回路的发展使得重复成为可能，但自发活动并没有出现。这与成人经皮层感觉性失语症类似，我们建议将这种情况称为人工耳蜗发育性感觉性失语症。另外两个病例听力阈值良好，但内语发展缓慢且重复不足。然而，沟通比我只戴助听器时要好。我们决定将这种疾病命名为与智力障碍重叠的疾病。在最后一个案例中，由于内耳畸形，只能插入少量电极，并且没有观察到听力的发展。这可能是由于听觉神经发育不良造成的。