低温固相重合反応におけるトンネル効果の研究

低温固相聚合反应隧道效应研究

• 批准号: 10120221
• 负责人: 田川 精一
• 金额: $ 1.02万
• 依托单位: Osaka University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
• 财政年份: 1998
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1998 至 无数据
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-10120221/
• 关键词: アセチレン; フェニルアセチレン; 放射線; ポリアセチレン; パルスラジオリシス; ラジカル重合反応; 低温固相重合反応; 過渡吸収

本年度はアクリロニトリ(AN)、メタクリロニトリル(MAN)、スチレン(St)の低温下重合反応の追跡を中心に行った。いずれの高分子単量体ともに、固体状態においてγ線を照射することでポリマーが生成し、どくにANおよびMANに関してはより低温において重合反応が効率良く進行する場合があることが確認された。しかも、AN,MANに関してはMMAとの二成分系の実験から後重合による影響はないことが確認され、低温固相中で反応が起こっていることが確認された。Stに関しては後重合が起こっている可能性が大変高いのだが、しかし、固相中においてもまた重合反応が進行しているのを支持する結果も得られている。低線量しか照射しない場合には、固相中で重合したと思われるポリマーの生成の比率が後重合によるものに対して大きくなっている。溶媒中においてモノマーの結晶を析出させγ線を照射した場合において、その用いる溶媒により重合収率に変化が現れた。とくにアセトン、THFを溶媒に用いた場合ではモノマーの結晶は析出せずγ線を照射してもポリマーは得られなかった。溶媒からの二次効果による影響がないことからこのことは溶媒を変えることでモノマーの結晶系が変化し、重合収率の違いとなって現れたと思われる。つまり、低温固相重合反応が進行するにあたり、モノマーの立体構造が大変重要な因子となっていると思われる。

今年，我们重点跟踪丙烯腈（AN）、甲基丙烯腈（MAN）和苯乙烯（St）的低温聚合反应。已证实，对于所有聚合物单体，聚合物都是通过固态伽马射线照射形成的，并且对于AN和MAN，聚合反应可以在较低温度下有效地进行。此外，MMA双组分体系的实验证实AN和MAN不受后聚合的影响，并且反应发生在低温固相中。关于St，很可能发生后聚合，但也获得了支持聚合反应也在固相中进行的结果。当仅照射低剂量时，看起来已在固相中聚合的聚合物的比例大于由于后聚合而产生的比例。当单体晶体在溶剂中沉淀并用γ射线照射时，聚合收率根据所使用的溶剂而变化。特别是，当使用丙酮或THF作为溶剂时，即使用γ射线照射，单体晶体也不会沉淀并且没有获得聚合物。由于没有受到来自溶剂的二次效应的影响，因此这似乎是由于通过改变溶剂而改变了单体的晶系，从而导致了聚合收率的差异。换句话说，单体的空间结构似乎是低温固相聚合反应进行的非常重要的因素。