病態診断機能を持つ高機能化ナノ粒子による心血管疾患診断・治療法の開発

利用具有病理诊断功能的高功能纳米粒子开发心血管疾病诊断和治疗方法

基本信息

批准号：
19659199
负责人：
眞鍋一郎
金额：
$ 1.92万
依托单位：
The University of Tokyo
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份：
2007
资助国家：
日本
起止时间：
2007 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究計画では、炎症部位へ集積するナノ粒子を開発し、siRNAと組み合わせることによって、心血管疾患をはじめとする慢性炎症性疾患の新規治療法へと応用することを目的として研究を進めた。また、ナノ粒子の高機能化により局所集積能を高めるとともに、蛍光プローブと組み合わせることにより、病態診断能と高度治療機能を付与することを試みた。ナノ粒子を用いた炎症性疾患治療法を検討した。我々は腫瘍の血管透過性亢進部位にナノ粒子が集積することを確認していたため、炎症部位の血管透過性亢進部位にも集積が期待できると考えた。まず、皮膚の炎症モデルに蛍光標識siRNAをナノ粒子に内包して投与し、高感度CCDカメラで検討したところ、高度の集積を認めた。さらに、血管病変への集積を検討するためApoEノックアウトマウス、血管傷害モデルに投与した。組織学的解析により、新生内膜に高度の集積を認めた。血管内皮への傷害を伴わない頚動脈結紮モデルにおいても新生内膜への集積が認められたことから、活発な炎症状態にある血管病変に対してvasa vasorumを介して集積する可能性が考えられた。このように病変への集積が認められたことから、我々が同定した血管病の鍵分子であるKLF5に対するsiRNAを投与して、新生内膜抑制作用を検討する実験を行った。

在这个研究项目中，我们的目标是开发在炎症部位积聚的纳米颗粒，并将其与 siRNA 相结合，应用于慢性炎症疾病（包括心血管疾病）的新疗法。此外，我们尝试通过使纳米颗粒具有高功能来提高其局部积累能力，并通过将它们与荧光探针相结合，我们能够为它们提供诊断能力和先进的治疗功能。我们研究了使用纳米粒子治疗炎症性疾病的方法。由于我们已经证实纳米颗粒积聚在肿瘤血管通透性增加的区域，因此我们认为它们也可能会积聚在炎症区域血管通透性增加的区域。首先，将荧光标记的 siRNA 封装在纳米颗粒中，并给予皮肤炎症模型，当使用高灵敏度 CCD 相机检查时，观察到高度积累。此外，为了检查血管损伤中的积累，施用了ApoE基因敲除小鼠和血管损伤模型。组织学分析显示新内膜中有高度积累。即使在不涉及血管内皮损伤的颈动脉结扎模型中也观察到新内膜中的积聚，这表明在处于炎症活动状态的血管病变中可能通过血管滋养管进行积聚。由于观察到这种在病变中的积累，我们进行了一项实验，通过施用针对 KLF5 的 siRNA 来检查抑制新内膜的效果，我们已将 KLF5 确定为血管疾病的关键分子。