現象学における媒介概念の政治哲学的含意―現代の政治哲学への適用

现象学中调解概念的政治哲学含义：在当代政治哲学中的应用

• 批准号: 12710013
• 负责人: 森 秀樹
• 金额: $ 0.9万
• 依托单位: Hyogo University of Teacher Education
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
• 财政年份: 2000
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2000 至 2001
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-12710013/
• 关键词: 現象学; 政治哲学; 媒介; ソベラリズム; コミュニタリアン; 近代; 主体; エートス; リベラリズム

当研究では、現象学研究を通して得られた、媒介性に依拠する主体性の概念を基礎に据えて、現代の政治哲学のアポリアを考察し直す。このような主体は自律しておらず、他者との関係に巻き込まれているが、まさにこの巻き込まれ、他者との関係の基礎として機能することになる。他者からの訴えかけが、主体を構成するのであり、それゆえにそれに責任をもって答えることが自己の存立条件となる。このような観点から、まず第一に、デリダの脱構築やナンシーの共同体論を位置づけ直すことを試みた。彼らはしばしばポストモダンの思想家として分類されているが、懐疑主義に陥るわけではなく、新たな仕方で倫理の基盤を考察している。そして第二に、このような媒介性の概念に依拠して、応用倫理学的なテーマへの適用を行い、多文化主義、ボランティア論、ジェンダー論の座標軸の再構成を試みた。具体的には、ローティの自文化中心主義が多文化主義の論点を逸していること、ボランティア活動を近代批判的な活動として再評価すること、ジェンダー論において主体性の役割の再評価が必要であり、その点で社会構築主義的アプローチが重要であることについて考察を試みた。

在本研究中，我们基于通过现象学研究获得的依赖中介性的主体性概念，重新思考当代政治哲学的难题。这些主体不是自主的，并且参与与他人的关系，但正是这种参与成为与他人关系的基础。他人的诉求构成了主体，因此负责任地回应他人的诉求就成为一个人存在的条件。从这个角度出发，我首先尝试重新定位德里达的解构主义和南希的共同体理论。尽管他们经常被归类为后现代思想家，但他们并没有屈服于怀疑论，并以新的方式思考伦理学的基础。其次，基于这种中介性概念，我将其运用到应用伦理主题中，试图重新配置多元文化主义、志愿者理论和性别理论的坐标轴。具体来说，他认为罗蒂的民族中心主义忽视了多元文化主义的要点，志愿服务需要被重新评估为现代性的一项关键活动，并且需要重新评估主观性在性别理论中的作用。在这方面社会建构主义的方法。

项目成果

森秀樹: "新カント派の挫折の意義-リッカートとラスクの対決が生み出したもの-"アルケー. No 9(発表予定). (2001)

森英树：“新康德主义失败的意义——里克特和腊斯克之间的对抗产生了什么——”《Arche》第9期（待出版）。

森 秀樹: "デリダの哲学における発生の問題"兵庫教育大学研究紀要. 第22巻. 87-102 (2002)

森英树：“德里达哲学中的涌现问题”兵库教育大学学报第22卷87-102（2002年）。