クリティカル・メイキング：デザインと共同する「作るための」人文社会科学の試み

批判性制造：人文社会科学与设计合作“制造”的尝试

基本信息

批准号：
22K18248
负责人：
森田敦郎
金额：
$ 16.47万
依托单位：
Osaka University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Challenging Research (Pioneering)
财政年份：
2022
资助国家：
日本
起止时间：
2022-06-30 至 2027-03-31
项目状态：
未结题

项目摘要

本年度は、研究チームの立ち上げを行い、今後の活動のベースとするための次の三つの方法論的な研究を行った。第一の研究は、「つくること」をエスノグラフィの方法に統合するための一連の実験である。身体的、感覚的な側面を多分に含む「つくること」を調査の中に統合するためには、こうした側面を含むつくる過程を記録することが必要になる。ここでは、動画、音声、画像などのデジタル・メディアを用いて、つくるという行為を多面的に記録し、チームで共有するための方法を検討した。第二の研究は、つくるためのテクノロジーと方法の検討である。京都市・京北地域に年度末に開業したファブビレッジ京北において、地域の素材を用いた循環的なモノづくりを行うに際して用いる主要なテクノロジーは従来型の木工に加えてデジタル・ファブリケーションである。ここではデジタル・ファブリケーションを資源の循環利用のために用いる方法について検討を行った。また、循環的なモノづくりのモデルとして伝統工藝を取り上げ、デジタル・ファブリケーションと工藝の接点についての包括的なレビュー研究を行った。第三に、主なフィールドである京北における木材流通の現状についての調査を行い、特に針葉樹材の流通の特徴点を明らかにした。この調査の結果、地産地消の鍵の一つが、今後需要が高まると考えられる無断熱のコンクリートビルを木材を利用した断熱改修と居住性改善という新需要にある可能性が明らかになった。そこで、このテーマに関するクリティカル・メイキングの第一段階となる活動を大阪大学人間科学研究科において行った。ここでは、低断熱建築である研究科の建物における熱の流れをセンサーによって可視化し、居住性についての身体感覚とセンサーの計測データとの関係がいかに結びつけられるのかを検討するための、一連のDIYを行った。このプロジェクトは現在も継続中である。

今年，我们成立了一个研究小组，并进行了以下三项方法研究，作为未来活动的基础。第一项研究是一系列旨在将“制作”整合到民族志方法中的实验。为了将包括许多物理和感官方面的“创造”融入到研究中，有必要记录包括这些方面在内的创造过程。在这里，我们考虑了一种从多个角度记录创作行为并使用视频、音频和图像等数字媒体与团队分享的方法。第二项研究是对制造技术和方法的检验。在本财年末在京都市/京北地区开业的Fab Village Keihoku，除了传统的木工之外，使用当地材料进行循环制造的主要技术是数字制造。在这里，我们研究了使用数字制造来循环利用资源的方法。此外，我们以传统工艺作为循环制造的模式，对数字化制造与工艺的交叉点进行了全面的回顾研究。第三，对我们的主产地京北地区的木材分布现状进行了调查，特别明确了针叶材的分布特征。这项研究的结果表明，本地生产本地消费的关键之一可能在于对使用木材绝缘非绝缘混凝土建筑和改善宜居性的新需求，预计未来这一需求将会增加。因此，我们在大阪大学研究生院人类科学研究生院针对这一主题进行了第一阶段的批判活动。在这里，我们将使用传感器来可视化研究生院大楼（这是一栋隔热效果较差的建筑）中的热流，并将介绍一系列 DIY 项目，以研究如何将有关宜居性的物理感觉与我所做的传感器测量数据联系起来。它。该项目仍在进行中。