近代日本における木材の市場と輸送選択－吉野材を事例として－

现代日本的木材市场和运输选择 - 以吉野木材为例 -

基本信息

批准号：
21K01604
负责人：
渡邉恵一
金额：
$ 2.25万
依托单位：
Komazawa University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2021
资助国家：
日本
起止时间：
2021-04-01 至 2025-03-31
项目状态：
未结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-21K01604/
关键词：
吉野林業木材市場木材流通鉄道筏

项目摘要

本研究は、近代日本における木材の市場と輸送選択について、その実態を明らかにし、考察することを課題とする。木材の輸送は、林業において生産過程の最も重要な部分である一方、原木（丸太）、挽材（角材）、樽・桶などの形状ごとに多種多様であり、輸送手段の適性や運賃負担力も一様ではない。輸送問題への取組みを不可欠とする林業・木材生産のあり方と、木材という商品の多様性の双方を見据えつつ、近代日本における木材の市場とその輸送実態について、先進的林業地帯であった奈良県吉野郡の吉野材を事例に、マクロなデータでは得ることのできない史実とその論理を一次史料に基づいた実証的成果として学界に提示することが本研究の目標である。令和4年度は、依然として新型コロナウィルスの感染拡大期と史料調査のための出張可能時期がたびたび重なったが、日程を調整して実施に漕ぎ着けた。研究課題の中核的史料を所蔵する奈良県立図書情報館のほか、他大学の研究者の協力を得ながら奈良県吉野郡在住の個人宅が所蔵する史料にまで調査ならびに収集の範囲を拡大することができたのは幸いであった。研究成果としては、社会経済史学会第90回全国大会（神戸大学、オンライン開催）で報告した「鉄道開通前後における吉野材の市場と輸送－永田家の事例－」の論文化を目指しているが、なお追加的な調査や史料の解読・集計を行わなければならない部分も多かったため、残された課題となったのは大変遺憾である。明治期～大正期の林業に特有の用語・慣行などについても、関係者の方を通じて当時の状況を知る方々よりご教示をいただきながら理解を深めている段階である。

本研究的目的是澄清和讨论现代日本木材市场和运输选择的实际情况。运输木材是林业生产过程中最重要的部分，但其形状多种多样，如原木、锯材、桶和提桶，运输方式的适用性和支付运费的能力也很重要。并不统一。我们将在研究需要解决运输问题的林业和木材生产状况以及木材作为产品的多样性的同时，讨论现代日本的木材市场及其运输，包括奈良县，这是一个先进的林业地区本研究的目的是以吉野地区的吉野资料为例，将无法从宏观数据中获得的历史事实及其逻辑，作为基于第一手史料的实证结果呈现给学界。 2020财年，新型冠状病毒的传播时期和可以前往研究历史资料的时期经常重叠，但我们能够调整日程并继续进行该项目。除了拥有研究项目核心历史资料的奈良县图书馆和信息中心外，在研究人员的合作下，将研究和收藏范围扩大到奈良县吉野地区私人住宅中保存的历史资料。我很幸运能够这样做。至于研究成果，我的目标是把我在第90届全国木材会议上报告的《铁路开通前后吉野木材的市场和运输——以永田家的案例》写成论文。社会经济史学会（神户大学，在线举办）但是，有许多领域需要进行额外的研究和历史资料的破译和制表，因此非常遗憾的是，这仍然是一个悬而未决的问题。我们还处于加深对明治时期至大正时期林业特有的术语和实践的理解的阶段，同时通过相关人员接受了解当时情况的人士的指导。