神経細胞の突起伸長を制御するアクチン結合蛋白質の研究

控制神经元过程延伸的肌动蛋白结合蛋白的研究

基本信息

批准号：
08680754
负责人：
石川良樹
金额：
$ 1.41万
依托单位：
Gunma University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
1996
资助国家：
日本
起止时间：
1996 至无数据
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-08680754/
关键词：
アクチンフィロポディアミオシンファシンドレブリン

项目摘要

我々は以前、ファシンとドレブリンが発生初期に多量に発現することを見いだし、成長円錐においては、フィロポディアのアクチン線維はファシンによって束ねられていて、ドレブリンは基部でこの束をほどく作用によりフィロポディアの消失に関与しているという可能性を示した。成長円錐における運動性にミオシンが必須であることは既に知られている。そこで今回、成長円錐の運動性にこの2つの蛋白質がどう関わっているかをさぐるため、アクチンミオシン相互作用に及ぼす両蛋白質の影響を解析した。新生ラット脳から精製したファシンは骨格筋ミオシンのMg-ATPase活性を40%上昇させた。ラット脳からの精製では必要量のファシンを得るのが難しいため、ファシン遺伝子を大腸菌で発現させた発現蛋白質を用いて以後の解析を行った。発現ファシンはアクチン結合能が正常で、骨格筋ミオシン、平滑筋ミオシンのMg-ATPase活性を40-60%上昇させた。一方ラット胎仔脳から精製したドレブリンは平滑筋ミオシン上のアクチンの滑り速度を0.34μm/sから0.10μm/sに減少させ、平滑筋ミオシンのMg-ATPase活性を40%阻害した。以上の結果から、ファシンとドレブリンは成長円錐のアクチンの構造制御のみならず、アクチンミオシン相互作用の調節を通して成長円錐の動きにも関与している可能性が示唆される。

我们之前发现，肌成束蛋白和肌动蛋白在发育早期大量表达；在生长锥中，丝状伪足的肌动蛋白纤维被肌成束蛋白成束，肌动蛋白在基部解开该束，导致丝状伪足消失。都参与其中。众所周知，肌球蛋白对于生长锥的运动至关重要。因此，为了探索这两种蛋白质如何参与生长锥运动，我们分析了这两种蛋白质对肌动蛋白-肌球蛋白相互作用的影响。从新生大鼠脑中纯化的 Fasin 可使骨骼肌肌球蛋白的 Mg-ATP 酶活性增加 40%。由于难以从大鼠脑中纯化获得所需量的肌成束蛋白，因此使用在大肠杆菌中表达肌成束蛋白基因的表达蛋白进行后续分析。表达的肌成束蛋白具有正常的肌动蛋白结合能力，并使骨骼肌肌球蛋白和平滑肌肌球蛋白的Mg-ATP酶活性增加40-60%。另一方面，从胎鼠脑中纯化的drebrin使肌动蛋白在平滑肌肌球蛋白上的滑动速度从0.34μm/s降低至0.10μm/s，并抑制平滑肌肌球蛋白的Mg-ATP酶活性40%。这些结果表明，肌成束蛋白和肌球蛋白可能不仅参与控制生长锥中肌动蛋白的结构，而且还通过调节肌动蛋白-肌球蛋白相互作用参与生长锥的运动。