咀嚼機能発達低下動物モデルの口腔機能と脳発達特性の解明

阐明咀嚼功能发育受损动物模型的口腔功能和大脑发育特征

基本信息

批准号：
21K19594
负责人：
加藤隆史
金额：
$ 3.91万
依托单位：
Osaka University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
财政年份：
2021
资助国家：
日本
起止时间：
2021-07-09 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-21K19594/
关键词：
咀嚼発達筋電図吸啜脳機能睡眠機能低下

项目摘要

幼若仔ラットに対し咬筋・側頭筋に筋電図記用電極を埋入する手術を施し、離乳期前から7週齢までの長期間にわたって、離乳前の吸啜、パスタの齧り取り、ペレットの咀嚼、ミルクのリッキングにおける筋活動を、同一個体において縦断的に記録した。吸啜時の筋活動リズムは、離乳後の摂食行動のリズムより有意に遅かった。また、吸啜時の筋活動の協調性は、齧り取り、咀嚼、Lickingと異なっていた。離乳後、齧り取りと咀嚼のリズムは漸増したが、リッキングのリズムは変化がなかった。また、筋活動の協調性は、齧り取りでは変化がないが、咀嚼では離乳直後の短期間に変化した。リッキングでは咬筋と側頭筋活動の協調性が5週齢で大きく変化した。以上から、離乳前に特徴的な咀嚼筋活動を示す摂食運動が発現し、離乳後はそれぞれの運動の発達動態が異なる可能性が示された。さらに、ゴルジ染色やパッチクランプ記録を行い、口腔顔面領域を支配する大脳皮質体性感覚野のニューロンにおけるシナプス発達や機能に対する間歇的低酸素負荷の影響を検討した。ゴルジ染色の結果、間歇的低酸素負荷直後（21日齢）のニューロンでは、コントロールに比べ、一次突起数、総突起長およびスパイン数に変化が認められた。間歇的低酸素負荷2週間後（35日齢）のニューロンにおいても、スパイン数に変化が認められる傾向にあった。パッチクランプ記録では、、間歇的低酸素負荷直後および2週間後では、微小性興奮性シナプス後電流の頻度および振幅が減少していたが、微小性抑制性シナプス後電流では変化は認められなかった。また、間歇的低酸素負荷直後および2週間後では、刺激誘発性興奮性シナプス後電流の振幅が減少し、シナプス長期増強が減弱していた。これらの結果から、間歇的低酸素負荷直後および2週間後のニューロンでは、シナプス形成異常にともなうシナプス伝達効率の可塑的変化が起こる可能性が示唆された。

幼鼠接受手术，在咬肌和颞肌中植入肌电电极，并在断奶前至7周龄的较长时间内接受吸吮、啃食面食等的肌肉活动。在同一个体中纵向记录咀嚼颗粒和舔牛奶期间的变化。吸吮时的肌肉活动节律明显慢于断奶后的摄食行为节律。此外，吸吮时肌肉活动的协调性与啃咬、咀嚼和舔时的肌肉活动协调性不同。断奶后，啃咬的节奏逐渐增加，但舔的节奏保持不变。此外，肌肉活动的协调性在咀嚼过程中并没有发生变化，但在断奶后的短时间内在咀嚼过程中发生了变化。在舔舐过程中，咬肌和颞肌活动的协调性在5周龄时发生了显着变化。上述结果表明，表现出特征性咀嚼肌活动的摄食动作发生在断奶前，并且断奶后每个动作的发育动态可能有所不同。此外，我们进行了高尔基体染色和膜片钳记录，以检查间歇性缺氧对控制口面部区域的大脑皮层体感皮层神经元突触发育和功能的影响。高尔基体染色的结果是，与对照组相比，在间歇性缺氧（21 天）后立即观察到神经元中初级突起数量、总突起长度和棘数量的变化。在间歇性缺氧两周（35 天）后，神经元中观察到的棘数量也有变化的趋势。在膜片钳记录中，小兴奋性突触后电流的频率和幅度在间歇性缺氧后立即和两周后下降，但小抑制性突触后电流没有观察到变化。间歇性缺氧后即刻和2周后，刺激引起的兴奋性突触后电流幅度下降，突触长时程增强减弱。这些结果表明，由于突触形成异常，间歇性缺氧后立即和两周后，神经元可能会发生突触传递效率的塑性变化。

项目成果

期刊论文数量（0）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

吸啜から咀嚼への転換期におけるリズム性咀嚼筋活動の変化

从吸吮到咀嚼过渡期间有节奏的咀嚼肌活动的变化

DOI：
发表时间：
2022
期刊：
影响因子：
0
作者：
Yamada M;Katagiri A;Masuda Y;Toyoda H;Niwa H;Kato T;豊田博紀，早田敦子，片桐綾乃，山田雅治，田熊一敞，加藤隆史;山田雅治，片桐綾乃，増田裕次，豊田博紀，丹羽均，加藤隆史
通讯作者：
山田雅治，片桐綾乃，増田裕次，豊田博紀，丹羽均，加藤隆史

ラットの離乳後における咀嚼動態の変化

断奶后大鼠咀嚼动力学的变化

DOI：
发表时间：
2021
期刊：
影响因子：
0
作者：
Yamada M;Katagiri A;Masuda Y;Toyoda H;Niwa H;Kato T;山田雅治，片桐綾乃，増田裕次，豊田博紀，佐藤元，丹羽均，加藤隆史;山田雅治，片桐綾乃，増田裕次，豊田博紀，丹羽均，加藤隆史
通讯作者：
山田雅治，片桐綾乃，増田裕次，豊田博紀，丹羽均，加藤隆史

歯科衛生学シリーズ　人体の構造と機能1　解剖学・組織発生学・生理学

口腔卫生系列人体结构与功能1 解剖学/组织胚胎学/生理学

DOI：
发表时间：
2022
期刊：
影响因子：
0
作者：
一般社団法人全国歯科衛生士教育協議会;前田健康;井上富雄;山根瞳;畠中能子;山田小枝子
通讯作者：
山田小枝子

間歇的低酸素負荷が発達期の大脳皮質体性感覚野ニューロンの神経活動に及ぼす影響

间歇性缺氧对发育过程中体感皮层神经元神经活动的影响

DOI：
发表时间：
2022
期刊：
影响因子：
0
作者：
豊田博紀;早田敦子;片桐綾乃，山田雅治，田熊一敞，加藤隆史
通讯作者：
片桐綾乃，山田雅治，田熊一敞，加藤隆史

離乳後のラット咀嚼筋活動の長期的変化

断奶后大鼠咀嚼肌活动的长期变化

DOI：
发表时间：
2021
期刊：
影响因子：
0
作者：
Yamada M;Katagiri A;Masuda Y;Toyoda H;Niwa H;Kato T;山田雅治，片桐綾乃，増田裕次，豊田博紀，佐藤元，丹羽均，加藤隆史
通讯作者：
山田雅治，片桐綾乃，増田裕次，豊田博紀，佐藤元，丹羽均，加藤隆史