咀嚼と脳発達における歯と歯根膜の役割―無歯顎モデルマウスを用いた統合的研究―

牙齿和牙周膜在咀嚼和大脑发育中的作用 - 使用无牙模型小鼠的综合研究 -

• 批准号: 19659543
• 负责人: 吉田 教明
• 金额: $ 2.05万
• 依托单位: Nagasaki University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
• 财政年份: 2007
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2007 至 2009
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-19659543/
• 关键词: 無歯顎モデルマウス; 顎運動; 筋電図; 咀嚼機能; op; opマウス; 歯根膜機械受容器; 顎口腔機能

歯および歯根膜の存在が咀嚼機能・脳機能の発達にどのような役割を果たすかを解明するため、先天的に歯が欠損、すなわち歯根膜機械受容器からの感覚入力のない無歯顎モデル(op/opマウス)の咀嚼機能の解析を行い、機能の発達の程度について、健常マウスと比較した。その結果、矢状面における咀嚼サイクルは、健常マウスでは閉口相、前方移動相、開口相の3相に分けられたが、op/opマウスでは、明らかな前方移動相が認められず、閉口相と開口相の2相に分けられ、咀嚼パターンの獲得に有意な差がみられた。食品の硬度が低下するに従って、前方移動相の周期時間が短縮するという傾向がみられ、柔らかい食品の咀嚼に適したパターンが習得されたものと考えられる。周期時間について、健常マウスと比較してop/opマウスの全周期時間と開口相時間は有意に長かった。筋活動に関して、活動量は咬筋、顎二腹筋ともに両群に有意差がみられなかった。活動時間は、咬筋では両群に有意差がみられなかったものの、顎二腹筋の活動時間はop/opマウスの方が健常マウスよりも有意に長かった。以上のことから、op/opマウスは、開口相において、舌を積極的に使用して、食物を口蓋に押しつけ、すりつぶすような咀嚼様式を獲得したことが示唆された。歯が存在しないことが咀嚼運動に及ぼす影響には、歯根膜機械受容器からの入力が閉口筋活動の末梢性調節あるいはフィードバックに働かないことの他に、歯がないための咬合ガイドの欠損による咀嚼運動経路の安定性の低下が考えられるものの、歯および歯根膜機械受容器の存在が顎口腔機能の健全な発達に重要な役割を果たしていることが示唆された。また、先天的に歯根膜機械受容器が欠損していたとしても、筋紡錘や、顎顔面領域の他の感覚受容器が歯根膜機械受容器の役割をある程度補うことも考えられた。

为了阐明牙齿和牙周膜的存在在咀嚼和大脑功能发育中所起的作用，我们创建了一个先天性缺失牙齿的无牙颌模型，即没有来自牙周膜机械感受器的感觉输入，我们分析了咀嚼。 （op/op 小鼠）的功能并与健康小鼠进行功能发育程度的比较。结果，健康小鼠的矢状面咀嚼周期分为三个阶段：闭口阶段、向前移动阶段和张开阶段，但在op/op小鼠中，没有观察到明显的向前移动阶段。咀嚼周期分为闭口期、前移期、张口期三个阶段，又分为张开期和张开期两个阶段，咀嚼模式的习得存在显着差异。 。随着食物硬度的降低，正向流动相的循环时间有缩短的趋势，这表明已经获得了适合咀嚼软食物的模式。关于周期时间，与健康小鼠相比，op/op 小鼠的总周期时间和开放阶段时间明显更长。关于肌肉活动，两组之间的咬肌和二腹肌活动没有显着差异。虽然两组之间咬肌的激活时间没有显着差异，但op/op小鼠的二腹肌激活时间明显长于健康小鼠。这些结果表明，op/op 小鼠已经获得了一种咀嚼方式，在张嘴阶段，它们会主动用舌头将食物压在上颚上并磨碎食物。缺乏牙齿对咀嚼运动的影响包括缺乏牙周韧带机械感受器的输入以进行外周控制或闭口肌肉活动的反馈，以及由于缺乏牙齿而缺乏咬合引导虽然稳定性。咀嚼运动通路可能会减少，牙齿和牙周膜机械感受器的存在被认为在口颌功能的健康发展中发挥着重要作用。此外，即使牙周膜机械感受器先天性缺失，颌面部的肌梭和其他感觉感受器也可能在一定程度上补偿牙周膜机械感受器的作用。

项目成果

Treatment of a patient with metal hypersensitivity after orthodontic surgery

正畸术后金属过敏患者的治疗

• 发表时间: 2007
• 期刊: Angle Orthod 77(5)
• 作者: Jorge Zeredo;Tatsunori Shibazaki;Kyoko Sanefuji;Masako Yoshimatsu;Joseph Yozgatian;Sia Sheau Soon;Hitoshi Hotokezaka;Hideki Kitaura
• 通讯作者: Hideki Kitaura

Possible effects of periodontal inputs on the masticatory function.

牙周输入对咀嚼功能的可能影响。

• 发表时间: 2008
• 期刊: J Jpn Soc Stomatognath Funct 14(2)
• 作者: Jorge Zeredo;Tatsunori Shibazaki;Kyoko Sanefuji
• 通讯作者: Kyoko Sanefuji

Expression of heat shock protein 47 in the periodontal ligament during orthodontic tooth movement.

正畸牙齿移动过程中热休克蛋白47在牙周膜中的表达。

• 发表时间: 2008
• 期刊: Arch Oral Biol 53(9)
• 作者: Jorge Zeredo;Tatsunori Shibazaki;Kyoko Sanefuji;Masako Yoshimatsu
• 通讯作者: Masako Yoshimatsu

Determining the Center of Resistance of Maxillary Anterior Teeth Subjected to Retraction Forces in Sliding Mechanics

滑动力学中上颌前牙受回缩力作用的阻力中心的确定

• 发表时间: 2007
• 期刊: Angle Orthod 77(6)
• 作者: Jorge Zeredo;Tatsunori Shibazaki;Kyoko Sanefuji;Masako Yoshimatsu;Joseph Yozgatian;Sia Sheau Soon
• 通讯作者: Sia Sheau Soon

自由運動下のマウスを用いた咀嚼運動パターンの解析

自由运动下小鼠咀嚼运动模式分析

• 发表时间: 2007
• 作者: Nakagawa T;Inazawa J;et al.;黒瀬雅之
• 通讯作者: 黒瀬雅之