中華民国の対日賠償要求問題―米国の日本占領をめぐる米ソ対立を中心に―

中华民国向日本索赔问题 - 聚焦美占日美苏冲突 -

基本信息

批准号：
17J04680
负责人：
団陽子
金额：
$ 1.34万
依托单位：
Kobe University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2017
资助国家：
日本
起止时间：
2017-04-26 至 2019-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

本年度は、4月17日から3月31日にかけて、米国メリーランド大学カレッジパーク校　政府・政治学部のKastner教授の受入れにより、同大を拠点に米国国立公文書館、米国議会図書館、メリーランド大学プランゲ文庫、同大図書館を中心に第二次世界大戦後の対日賠償要求問題とそれらに関連する文献史料調査を実施した。特に、東京の国立国会図書館にも所蔵がされていない国務省、軍関係機関、国際戦後処理機関における賠償問題、対日占領政策に関連する米国の政府文書を幅広く収集することができた。このように機関横断で幅広い史料を時系列に見ることができたおかげで、米国側の政策決定過程や政策決定に影響を及ぼす諸機関の位置づけなどがより明らかになった。また、米国の政府史料の保存体系の一端やその開示状況を知ることで、同国の歴史に対する認識や史料開示に対する姿勢について理解を深めることができた。どのような史料が恣意的に残されているのかについて自覚的であることは、史料を研究に用いる側にとって非常に重要である。本年度の研究成果として、昨年度及び本年度に収集した史料を援用して、論文一本と研究ノート一本を査読付き学術雑誌に掲載することができた。さらに、2019年10月に開催される米国のAssociation for Asian StudiesのNew York地域会議での報告を現在申請中である。今後も、本年度の在外研究で収集した数多くの文献史料と知見を援用しつつ、引き続き博士論文提出に向けて中華民国の対日賠償要求に関する研究を進めていきたい。

今年，从4月17日到3月31日，美国大学公园，政治学院教授，基于大学，美国国家公共图书馆，美国理事会图书馆，马里兰州大学图书馆和图书馆。同一图书馆对第二次世界大战后对日本的赔偿进行了调查，并与之相关。特别是，收集了与国务部，与军事有关的组织，战后加工机构以及与占领政策有关的职业政策有关的广泛的美国政府文件，这些文件未包括在东京国家饮食图书馆中。由于能够在机构之间按时间顺序看到广泛的历史材料，因此美国的政策决定和政策决策的地位变得更加明显。此外，通过了解美国政府历史材料保护系统的一部分及其披露状况，我们能够加深对该国对披露历史材料的意识和态度的理解。对于那些使用历史材料进行研究的人来说，任意留下哪些历史材料非常重要。由于今年的研究，可以使用去年和今年收集的历史材料在接受接待的学术杂志上发表一篇论文和一份研究说明。此外，我们目前正在申请2019年10月在美国亚洲研究的纽约地区纽约区域会议的报告。将来，我们将继续对中华民国对博士学位论文的赔偿要求进行研究，同时使用今年在国外研究中收集的文学和知识的数量。