金属イオンの抗原提示に関わる自己タンパク質の同定

鉴定参与金属离子抗原呈递的自身蛋白

基本信息

批准号：
10J07366
负责人：
田中志典
金额：
$ 0.9万
依托单位：
Tohoku University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2010
资助国家：
日本
起止时间：
2010 至 2011
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-10J07366/
关键词：
金属アレルギー抗原提示 LPS

项目摘要

金属イオンはアレルギー性接触皮膚炎のアレルゲンであり、中でもニッケルは最も頻度の高いアレルゲンとして知られている。金属イオンはキャリアーとなる自己タンパク質と結合してT細胞に抗原提示されると考えられているが、このキャリアータンパク質は未だ同定されていない。当研究室では、NiCl_2にLPsを併用(NiCl_2+LPS感作)することでマウスにNiアレルギーを起こすことに成功した。このことは、LPSがNiイオンのキャリアータンパク質を誘導する可能性を示唆する。そして、これまでの研究で、LPS投与後のマウス血清(LPS-血清)はin vivoアッセイで金属アレルギー促進活性を示すことが分かった。このin vivoアッセイでは、通常ではアレルギー反応を誘導しない低濃度(5μM以下)のNiCl_2溶液に被験サンプル(LPs-血清もしくはその精製画分)を混合してNi感作マウス耳介に皮下注射し、耳介の厚みを測定する。そして、耳介の腫脹が観察された場合、被験サンプルに金属アレルギー促進活性があると判定する。本年度は、LPS-血清中の金属アレルギー促進活性をもつ分子(キャリアータンパク質であることが予想される)の精製に取り組んだ。まず、LPS-血清をNiイオン結合カラムでアフィニティー精製したところ、Niイオンと結合する画分に金属アレルギー促進活性が検出された。この画分をゲルろ過クロマトグラフィーにより分画したところ、10kDa前後の画分(SDS-PAGEで確認)に金属アレルギー促進活性が検出された。今後はこの画分のさらなる精製を行い、金属アレルギー促進活性有する分子を同定したいと考えている。

金属离子是过敏性接触性皮炎的过敏原，镍被称为最常见的过敏原。据信，金属离子注定为自体蛋白，后者成为载体并呈现给T细胞，但尚未鉴定出该载体蛋白。我们的实验室通过将LP与NICL_2（NICL_2+LPS敏化）结合使用，成功地在小鼠中开发了NI过敏。这表明LP可以诱导Ni离子载体蛋白。先前的研究还表明，LPS给药后的小鼠血清（LPS-Serum）在体内测定中表现出金属过敏活性。在该体内测定中，在低浓度（小于5μm）的NICL_2溶液中，将测试样品（LPS - 杂种或其纯化的馏分）混合到通常不会诱导过敏反应的情况下，并皮下将其注射到Ni敏感的小鼠pinna中，以测量pinna的厚度。如果观察到耳膜的肿胀，则确定测试样品具有金属过敏活性。今年，我们从事具有金属过敏活性的LPS serum中纯化分子（预测为载体蛋白）。首先，当使用Ni离子结合柱纯化LPS - 毛额时，在与Ni离子结合的馏分中检测到金属过敏活性。该部分是通过凝胶过滤色谱法分离的，在约10 kDa的馏分中检测到金属促进过敏活性（通过SDS-PAGE证实）。将来，我们想进一步净化这一部分，以鉴定具有金属过敏活性的分子。