舌下免疫寛容における制御性　Ｔ　細胞誘導機構の解明

阐明舌下免疫耐受中调节性T细胞诱导机制

• 批准号: 14J07005
• 负责人: 田中 志典
• 金额: $ 3.16万
• 依托单位: Tohoku University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2014
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2014-04-25 至 2017-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-14J07005/
• 关键词: 舌下免疫療法

舌下免疫療法は、抗原 (アレルゲン) を舌下粘膜から吸収させ、全身に免疫寛容を誘導し症状の改善を図る、簡易かつ有効なアレルギー治療法である。その作用機序として、制御性 T 細胞 (Treg) の関与が考えられているが、実際に証明されてはいなかった。前年度までに、舌下免疫療法がI型 (即時型) だけでなく IV型 (遅延型) アレルギー抑制にも有効であること、そして顎下リンパ節に誘導される抗原特異的Tregがアレルギー抑制に重要であること、が明らかとなった。舌下免疫療法により免疫寛容が成立するためには、抗原特異的Tregの誘導だけでなく、その後の増殖が重要かもしれない。そこで今年度は、舌下免疫療法により顎下リンパ節に誘導された抗原特異的Tregの増殖動態を、マウスモデルを用いて検討した。抗原舌下投与開始数日後、抗原特異的Tregは口腔粘膜の所属リンパ節である顎下リンパ節で誘導され、数週間後までに数は減少するもののアレルギー抑制には十分なだけの抗原特異的Tregが顎下リンパ節以外にも、腸管の所属リンパ節である腸間膜リンパ節や皮膚の所属リンパ節である腋窩・鼠径リンパ節で検出された。特に、腸間膜リンパ節Tregのアレルギー抑制効果は顎下リンパ節Tregのそれと同様に高かった。他方、脾臓Tregは抗原特異的アレルギー抑制効果を示さなかった。別の実験として、顎下リンパ節を除去したマウスでは舌下免疫療法によるアレルギー抑制が起こらないことを確かめており、抗原舌下投与開始数週間後に全身のリンパ節で見られた抗原特異的Tregは、顎下リンパ節で抗原提示を受けナイーブT細胞からTregに分化誘導されたものに由来すると考えられる。以上の結果から、舌下免疫療法により顎下リンパ節に誘導された抗原特異的Tregは、全身のリンパ節、特に腸間膜リンパ節へと移行することが明らかとなった。

舌下免疫疗法是一种简单有效的过敏疗法，涉及从舌下粘膜吸收抗原（过敏原），从而诱导整个身体的免疫耐受性并改善症状。作用机理被认为涉及调节性T细胞（TREG），但这在实践中尚未得到证明。到上一年，据透露，舌下免疫疗法不仅在I型（直接类型）中有效，而且在IV型（延迟类型）过敏抑制中也有效，并且在下颌淋巴结中诱导的抗原特异性Treg对过敏抑制很重要。为了通过舌下免疫疗法来确保免疫耐受性，随后的增殖，不仅诱导了抗原特异性Treg，这可能很重要。因此，今年，我们研究了使用小鼠模型通过舌下免疫疗法在下颌淋巴结中诱导的抗原特异性Treg的增殖动力学。 Several days after the start of antigen sublingual administration, antigen-specific Tregs were induced in submandibular lymph nodes, which are regional lymph nodes of the oral mucosa, and by a few weeks later, antigen-specific Tregs that were sufficient to suppress allergy, although the number decreased by a few weeks, were detected in submandibular lymph nodes, as well as mesenteric淋巴结是肠道的区域淋巴结，以及腋窝和腹股沟淋巴结，它们是皮肤的区域淋巴结。特别是，肠系膜淋巴结TREG的过敏抑制作用与下颌下淋巴结Treg一样高。另一方面，脾脏Tregs没有抗原特异性过敏抑制作用。 In another experiment, we have confirmed that allergy suppression by sublingual immunotherapy does not occur in mice with submandibular lymph nodes, and it is thought that antigen-specific Tregs seen in whole-body lymph nodes several weeks after the start of antigen sublingual administration are derived from those that have been antigen presented in submandibular lymph nodes and are induced to differentiate from naive T cells into Tregs。从上述结果中可以揭示出，舌下免疫疗法迁移到人体淋巴结，尤其是肠系膜淋巴结诱导下颌淋巴结诱导的抗原特异性TREG。