抗体依存性感染増強現象を利用したアジュバントの開発

利用抗体依赖性感染增强现象开发佐剂

• 批准号: 20658069
• 负责人: 高田 礼人
• 金额: $ 2.18万
• 依托单位: Hokkaido University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
• 财政年份: 2008
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2008 至 2009
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-20658069/
• 关键词: 抗体; 抗原提示細胞; ADE; アジュバント; ワクチン

ウイルス感染症の対策として、ワクチン接種による予防が最も一般的であり効果が期待される。ワクチンは生ワクチンと不活化ワクチンに分類されるが、生ワクチンは安全性の問題、不活化ワクチンは免疫原性の弱さの問題が、それぞれ短所として挙げられ、双方の短所を克服した安全で効果的なワクチンの開発は困難である。特に、生ワクチンは短期間で作出することが不可能であるため、発生頻度が増している新興感染症に対して迅速に対応するためには、不活化ワクチンの効率的な開発および接種法の改良が求められる。本研究では、ウイルス感染に広く認められる抗体依存性感染増強現象(ADE)に着目した。この現象は、ウイルスが抗体を利用してマクロファージや樹状細胞等の抗原提示細胞に効率よく感染するためのメカニズムであると考えられている。本研究では、この抗体の特性を利用して抗原提示細胞に目的の不活化ワクチン抗原を効率よく取り込ませるための手法を開発し、液性免疫および細胞性免疫の両方を誘導する安全なアジュバントとしての抗体の可能性を探る。不活化ウイルス抗原として、ショ糖密度勾配遠心によって精製したエボラウイルスのウイルス様粒子をウイルス表面糖蛋白質に特異的なADE抗体、中和抗体およびどちらの活性も示さないモノクローナル抗体とそれぞれ混合し、マウスの皮下または腹腔内接種して、経時的に血清中の抗体応答を解析し、異なる性質を持つこれらの抗体の間に差が認められるか否かを解析したが、明らかな差は認められなかった。

作为预防病毒感染的措施，通过疫苗接种进行预防是最常见的方法，并且预计是有效的。疫苗分为活疫苗和灭活疫苗，但活疫苗存在安全性问题，灭活疫苗免疫原性较弱，开发有效的疫苗很困难。特别是，不可能在短时间内生产出活疫苗，因此为了快速应对日益频繁发生的新发传染病，需要有效开发灭活疫苗和改进接种方法。在本研究中，我们重点关注在病毒感染中广泛观察到的抗体依赖性感染增强现象（ADE）。这种现象被认为是病毒利用抗体有效感染巨噬细胞和树突状细胞等抗原呈递细胞的机制。在本研究中，我们将利用该抗体的特性开发一种方法，将目标灭活疫苗抗原有效地整合到抗原呈递细胞中，并将其用作诱导体液免疫和细胞免疫的安全佐剂，探索抗体的潜力。 。作为灭活病毒抗原，将通过蔗糖密度梯度离心纯化的埃博拉病毒的病毒样颗粒与病毒表面糖蛋白特异性的ADE抗体、中和抗体以及不表现出任何活性的单克隆抗体混合，并将混合物与小鼠皮下或腹膜内接种，并随着时间的推移分析血清中的抗体反应，以确定这些具有不同特性的抗体之间是否存在任何差异，但没有观察到明显的差异。

项目成果

Characterization of H3N6 avian influenza virus isolated from a wild white pelican in Zambia

从赞比亚野生白鹈鹕中分离出的 H3N6 禽流感病毒的特征

• DOI: 10.1007/s00705-009-0467-9
• 发表时间: 2009
• 期刊: Arch Virol
• 影响因子: 2.7
• 作者: Simulundu E;Mweene A;Tomabechi D;Hang' ombe B;Ishii A;Suzuki Y;Nakamura I;Sawa H;Sugimoto C;Ito K;Kida H;Saiwana L;Takada A
• 通讯作者: Takada A

Antigenic and genetic analysis of H5 influenza viruses isolated from water birds for the purpose of vaccine use

用于疫苗用途的从水禽中分离的 H5 流感病毒的抗原和遗传分析

• 发表时间: 2008
• 期刊: Archives of Virology 153(11)
• 作者: 日高聡太;永井聖剛;行場次朗;日高聡太;Kosuke Soda
• 通讯作者: Kosuke Soda

Cross-clade protective immunity of H5N1 influenza vaccines in a mouse model

H5N1 流感疫苗在小鼠模型中的跨进化枝保护性免疫

• 发表时间: 2008
• 期刊: Vaccine 26
• 作者: Murakami S;Iwasa A;Iwatsuki-Horimoto K;Ito M;Kiso M;Kida H;Takada A;Nidom CA;Le MQ;Yamada S;Imai H;Sakai-Tagawa Y;Kawaoka Y;Horimoto T.
• 通讯作者: Horimoto T.

人獣共通感染症の先回り予防戦略

人畜共患疾病的积极预防策略

• 发表时间: 2008
• 作者: 松野啓太;岸田典子;宇佐美克明;入村達郎;下島昌幸;河岡義裕;高田礼人;高田礼人
• 通讯作者: 高田礼人

Mechanisms of Filovirus Entry

• DOI: 10.1007/82_2017_14
• 发表时间: 2017-01-01
• 期刊: MARBURG- AND EBOLAVIRUSES: FROM ECOSYSTEMS TO MOLECULES
• 作者: Davey, R. A.;Shtanko, O.;Maury, W.
• 通讯作者: Maury, W.