京都郊外の「野」における風景の歴史的展開と持続性に関する研究

京都近郊“田野”景观的历史发展与可持续性研究

基本信息

批准号：
08J05405
负责人：
山口敬太
金额：
$ 0.77万
依托单位：
Kyoto University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2008
资助国家：
日本
起止时间：
2008 至 2009
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究では、京都郊外の野における具体的な風景づくりの事例調査を通じて、各対象地での様々な景観形成と、人々の風景に対する価値評価の歴史的展開を追いながら、各時代の景観資産が現代まで保たれてきた要因と、その要因となった創造的な景観計画の意匠の実体を明らかにすることを目的とする。平成20年度においては、(1)嵯峨野における風景の成立と歴史的展開からみた風景の持続性については、文学の作品や絵画を資料として、風景の価値づけの歴史的展開を明らかにし、風景の価値づけと景観創造との関連を考察し、風景の持続性とその要因を考察した。平成21年度においては、(2)平安京郊外の別業における地形囲繞の景観構造とその意味について、標高データから作成した3次元CGを用い、地形と見えとの関係や領域性の分析と、文学作品の分析と通じた景観的意味の分析をあわせて考察した。(3)江戸期文人の山荘にみる視点場の創造とその意図について、3次元地形モデルを用い、その地形特性・景観特性を利用した見えの操作手法・工夫を考察した。同時に、文人の残した手記をもとに、風景の評価と山荘創造の意図について考察した。(4)京都の山裾地形上の庭園における風景の見せ方について、地形スケール、敷地スケール、建築スケールの風景の見せ方の三層構造に着目し、敷地周辺の地形のもつ景観的特性をどのようにいかして敷地デザイン、建築・造園デザインが行われたかを考察した。以上の(1)～(4)の研究成果を博士論文に取りまとめた。

这项研究旨在阐明每个时代一直保留的因素，以及通过对京都郊区领域的特定景观创造案例进行的调查，在每个目标领域的特定景观创造案例，同时，遵循每个目标领域的各种景观形式，并评估了陆地上的历史发展，这是通过对京都suburbs的特定景观创造案例的调查，这些因素的设计一直是保存到今天的景观。在2008年，（1）从历史发展的角度来建立萨加诺的景观以及景观的可持续性，我们使用文学和绘画来阐明景观估值的历史发展，研究了景观估值与景观创造之间的关系，并检查了景观及其因素的可持续性。在2009年，（2）使用从高程数据创建的3D CG检查了Heian-kyo郊区的单独业务中地面周围环境的景观结构及其意义，并分析了地形与外观与外观与地区般的性质之间的关系，以及与文学作品分析的景观含义分析。（3）我们使用三维地形模型研究了观点空间及其意图的创建及其意图，以检查使用地形和景观特征的视觉操纵方法和创造力。同时，根据作家留下的回忆录，我们讨论了对景观的评估以及建立山地别墅的意图。（4）关于景观在京都山基地的花园中展示的方式，我们专注于地形尺度，场地尺度和建筑尺度上景观的三层结构，并使用围绕该地点的拓扑特征来对待景观，建筑和景观设计设计，建筑和景观设计。上述研究结果（1）至（4）已汇编为博士学位论文。