通級指導教室と通常の学級との連携による「総合的な学習の時間」の展開

常规课堂与常规班级联动，打造“综合学习时间”

基本信息

批准号：
13710179
负责人：
久保山茂樹
金额：
$ 0.45万
依托单位：
The National Institute of Special Education
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份：
2001
资助国家：
日本
起止时间：
2001 至 2002
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究では、障害理解を主題とする「総合的な学習の時間」の授業を通級指導教室と通常の学級との連携によって行い、多学年にわたって重層的に展開される授業計画の構築を目指した。そのため、障害理解に関する指導内容や、授業展開における通級指導教室担当者と通常の学級の担任との連携のあり方について明らかにすることを目的とした。2年間の研究で以下のことが明らかになった。1.短時間の障害疑似体験だけでは、児童たちは「障害のある人はかわいそうな人」という印象のみを持ってしまう可能性があった。その解決には、疑似体験の繰り返しによって、代行機能や介助器具等を知る経験、障害のある人に会って話を聞く経験が必要であった。このことから、障害理解授業では、十分に時間をかけた疑似体験と、障害のある人と出会って話を聞く経験の両方を取り入れることが必須であると考えられた。2.授業の展開において、通級指導教室担当者が専門的知識の提供と体験内容の具体化等を行い、通常の学級の担任が学級の特性に応じた授業の進行と個々の児童の学習支援等を行う、という連携を行った。この連携で授業展開がスムースなものになった。両者の連携は通常の学級で障害理解授業を展開する上で有効であると考えられた。3.児童たちの取り組みの様子や感想文から、第3学年で視覚障害体験、第4学年で聴覚・言語障害体験、第5学年で車いす体験、第6学年で高齢者体験という順序で授業を構成すると、児童は学習のねらいを理解しやすく、障害理解の深められるのではないかと考えられた。今後の課題は、学習内容の精選と児童の変容を評価する枠組みの作成である。

在这项研究中，我们的目标是通过日常教学课堂和普通班级之间的协作，开展“全面学习时间”课程，重点了解残疾问题，构建跨多个年级的多层次课程计划。因此，本研究的目的是澄清有关残疾理解的教学内容以及日常课堂教师和普通课堂教师在课程开发中合作的性质。经过两年的研究，得出以下结论： 1、如果孩子们只有短暂的模拟残疾人的经历，孩子们有可能只会有“残疾人很可怜”的印象。为了解决这个问题，需要通过反复的模拟体验来了解替代功能和辅助器具，并与残疾人见面和倾听。基于此，有必要将足够时间的模拟体验以及在残疾理解课程中与残疾人会面和倾听的体验结合起来。 2、在课程开发中，普通班负责人提供专业知识，明确体验内容，普通班老师则根据班级特点推进课程，支持个别孩子的学习。我们合作提供支持等。这样的配合使得课程顺利进行。两者之间的合作被认为可以有效地在普通课堂上开设残疾理解课程。 3.根据孩子们的努力和印象，决定三年级经历视力障碍，四年级经历听力和语言障碍，五年级经历轮椅，六年级经历老年人。认为这种结构会让孩子们更容易理解学习的目的，加深对残疾的理解。未来的任务包括仔细选择学习内容和创建评估儿童转变的框架。