カエルのオタマジャクシと成体の骨格の解析により骨粗鬆症の病態像を再考する試み

尝试通过分析蝌蚪和成年青蛙的骨骼来重新思考骨质疏松症的病理学

基本信息

批准号：
12877304
负责人：
山口朗
金额：
$ 1.28万
依托单位：
Nagasaki University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份：
2000
资助国家：
日本
起止时间：
2000 至 2001
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-12877304/
关键词：
骨カエル両生類軟骨内骨化進化骨粗鬆症

项目摘要

骨組織は脊椎動物の進化の過程で様々な変化を遂げ,種々の形態と機能を獲得してきた。特に,脊椎動物が水中から陸に上がる過程で,骨格は体内のカルシウム貯蔵庫としての機能と重力に抵抗する強靭な支持組織としての機能を獲得したと考えられている。我々はカエルのオタマジャクシと成体の骨格を解析する過程で,生涯水中で生活するカエルと陸上で生活するカエルの骨格の差違が骨粗鬆症の病態に関連している可能性を考えている。今年度は両生類としてアフリカツメガエル,ウシガエル,爬虫類としてミドリガメ,ニホントカゲ,哺乳類であるマウスの骨における骨形成と骨吸収について解析した。その結果、アフリカツメガエルとウシガエルでは骨形成が哺乳類であるマウスに比べて非常に遅く,骨吸収もマウスより不活性であることが明らかとなった。そして,爬虫類であるニホントカゲにおける骨形成と骨吸収の活性はカエルとマウスの中間と考えられた。これらの結果は,カエルにおける骨代謝回転はマウスに比べると非常に遅いことを示唆している。また,これらの結果より,カエルにおいては,マウスのように骨組織はカルシウムの貯蔵庫としての機能を有しておらず,爬虫類になってから骨組織がカルシウムの貯蔵庫として機能することも示唆された。

骨组织在脊椎动物的演变中发生了各种变化，并获得了多种形态和功能。特别是，随着脊椎动物从水到陆地的上升，骨骼被认为已经在体内获得了钙储层的功能，并获得了抵抗重力的强大支撑组织。在分析青蛙和成人骨骼的骨骼的过程中，我们认为可能与居住在水中的青蛙和居住在陆地上的青蛙之间的骨骼差异可能与骨质疏松的病理有关。今年，我们分析了爪蟾，牛蛙，爬行动物，绿海龟，日本蜥蜴和哺乳动物小鼠的骨骼形成和骨吸收。结果表明，爪蟾和牛蛙中的骨形成比哺乳动物小鼠慢得多，而且骨吸收也比小鼠不活跃。日本蜥蜴（爬行动物）中骨形成和骨吸收的活性被认为是青蛙和小鼠之间的中间。这些结果表明，青蛙的骨转换比小鼠慢得多。这些结果还表明，在青蛙中，骨组织不像小鼠那样充当钙储层，并且骨组织成为爬行动物后充当钙储层。