外傷を受けた幼若永久歯に歯内骨内インプラントを応用する試み

尝试将牙髓种植体应用于受伤的年轻恒牙

基本信息

批准号：
07772052
负责人：
松田恵理子
金额：
$ 0.64万
依托单位：
Showa University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份：
1995
资助国家：
日本
起止时间：
1995 至无数据
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-07772052/
关键词：
外傷歯歯内骨内インプラントカイウサギ歯根吸収幼若永久歯

项目摘要

日常臨床において、外傷による歯牙脱臼、破折、脱落は、乳歯、永久歯共に歯科受診の頻度が高い。外傷歯はその受傷の状況、程度、あるいは現在歯の状態によりすみやかに処置が施されるが、その後の経過観察も不可欠である。予後観察中の不快事項のうち、頻度の高いものは歯髄の変性あるいは歯根吸収である。歯髄変性のみであれば根管治療を行う事により治癒が望まれるが、歯根吸収の場合は現在のところ、治療方法もなく抜歯となることが多い。抜歯となった後は成長期である小児の場合、成長を阻害しないように可撤式の保隙装置、あるいは義歯を装着するほかないのが現状である。そこで本研究は、外傷を受けた永久前歯に、歯内骨内インプラントを応用する事により、歯根吸収が起き、予後不良となったとしても抜歯をすることなく歯を保存できうるか否かを検討する基礎実験として、カイウサギを用いて人為的に外傷を起こした幼若永久歯に歯内骨内インプラントを応用し、その変化を組織学的に検索したところ、次のような結果が得られた。歯内骨内インプラントを外傷歯に植立しても、歯根吸収の進行を予防、あるいは阻止することはできなかった。しかし、インプラントを植立したものは植立しないものに比べ、歯根吸収が高度に進行し、保存不可能となる時期の遅延する傾向が認められた。この遅延傾向の長短は、受傷状態の重症度と必ずしも比例せず、一定の原因究明に至らなかった。インプラント体と歯槽骨との親和性は、成功例すなわち歯根吸収の遅延がみられるものでは概ね良好であったが、予後不良例ではインプラント体周囲の破骨細胞をはじめ炎症性細胞浸潤が認められた。一般的にインプラントの予後は、術前の外傷歯周囲の炎症症状に大きく左右されるが、今後は炎症症状の改善に注目し、日常臨床に応用可能にしたいと思う。

在日常临床实践中，由于外伤导致的牙齿脱位、骨折或脱落，经常需要对乳牙和恒牙进行牙科检查。牙齿外伤要根据受伤的情况和严重程度，或者牙齿目前的状况，及时治疗，但后续的随访观察也很重要。在预后观察过程中出现的不愉快的事情中，最常见的是牙髓变性或牙根吸收。如果只是牙髓变性，希望通过根管治疗来解决问题，但对于牙根吸收的情况，目前没有可用的治疗方法，通常需要拔牙。对于拔牙后仍在生长的儿童，防止生长的唯一方法是佩戴可拆卸间隙保持器或假牙。因此，本研究探讨了在永久性外伤的前牙上植入牙髓种植体，即使发生牙根吸收且预后较差，是否可以在不拔牙的情况下保留牙齿。作为基础实验，我们将牙髓种植体应用于年轻的恒牙。用兔子进行人工创伤，并进行组织学研究，得到以下结果。即使将骨内种植体植入受创伤的牙齿中，也无法阻止或阻止牙根吸收的进展。然而，植入种植体的患者的牙根吸收进展程度比未植入种植体的患者更高，并且无法保存牙齿的时期有延迟的趋势。这种延迟倾向的时间长短不一定与伤害的严重程度成正比，而且原因尚未确定。在成功的病例中，即观察到牙根吸收延迟的病例中，种植体与牙槽骨之间的相容性通常良好，但在预后较差的病例中，在种植体周围观察到包括破骨细胞在内的炎症细胞的浸润。。一般来说，种植体的预后很大程度上受术前外伤牙齿周围炎症症状的影响，但未来我们希望将重点放在改善炎症症状上，并使其适用于日常临床实践。