Push-Pull交差共役型ポリエンの合成と電子物性

推拉交叉共轭多烯的合成及电子性能

基本信息

批准号：
01540414
负责人：
小林啓二
金额：
$ 1.02万
依托单位：
The University of Tokyo
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
财政年份：
1989
资助国家：
日本
起止时间：
1989 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

先ず,電子供与基と電子求引基をそれぞれ末端にもつPush-Pull型の共役アルケンのプロトタイプとなる化合物をいくつか合成した。すなわち,1,3-ジセレノ-ル環をpush側に,ジシアノメチレン基をpull側にもつアルケン類である。いずれも電子スペクトルにおいて長波長シフトが見られるものの,深い着色化合物にまでは至らず,非線型光学材料としての有用性が示唆された。次に,交差共役系の交差部分骨格をどう組み立てるかを種々検討した結果,キノイド型化合物を中間体とする合成ル-トが最も見込みが高いという結論に至り,合成法を開拓した。この過程において,共役アルケンのビシナル水素を電子供与基で置換し,共役末端に電子求引基を有する新しいタイプのpush-pull共役系化合物の合成に成功した。この系は共役主鎖に対して電子供与基が複数個結合している点で,交差共役の位置が複数個存在することに対応する極めて興味深い系といえる。実際,下記の一連の化合物において,電子スペクトルのπ-π^*吸収とn-π^*吸収は,共役二重結合の数が増えるにつれて長波長シフトし,しかもどちらの吸収に対しても,二重結合1個あたりのシフト幅が同じという,興味深い結果が得られた。以上の成果をふまえて,フェニル共役によるpush-pull体( )の合成を行なっている。

首先，将几种化合物合成为推拉型偶联的烯烃的原型，每种烯烃均含有电子含电子和电子吸引。也就是说，这些是烯烃在推动侧的烯烃环，拉力侧是双甲基甲基。尽管在电子光谱中观察到长波长偏移，但它们没有达到深色化合物，表明它们是非线性光学材料的有用性。接下来，对如何组装跨缀合的骨骼进行了各种研究，我们得出的结论是，最有可能使用二氨基型化合物作为中间体的合成路线，我们开发了一种合成方法。在此过程中，将共轭烯烃的衍生氢替换为电子粉状组，并合成了一种新型的推拉扣共轭化合物，该化合物在共轭末端取得了成功。该系统是一个非常有趣的系统，对应于多个交叉轭位置的存在，因为这是将多个电子钟表组粘合到共轭主链的点。实际上，在以下一系列化合物中，随着共轭双键的数量增加，电子光谱的吸收和N-π^*吸收较长，而每双键的相互吸收宽度均增加。基于上述结果，我们通过苯偶共轭进行了推拉形式（）的合成。