広波長領域に有効な長寿命増感剤の設計

设计在宽波长范围内有效的长寿命敏化剂

基本信息

批准号：
62113001
负责人：
徳丸克己
金额：
$ 14.78万
依托单位：
University of Tsukuba
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Special Project Research
财政年份：
1986
资助国家：
日本
起止时间：
1986 至 1987
项目状态：
已结题

项目摘要

光化学プロセスを高効率で進行させるために重要な増感剤について下記の研究を行った. 1.有機色素による増感反応機構.アントラセン置換オレフィンのシス型からトランス型への片道異性化が高い量子収量で量子連鎖的に起こり, この量子増幅効果が有機色素により効率よく増感されることを明らかにした. またキサンテン系色素およびアクリジン系色素からアントラセン誘導体への三重項エネルギー移動を経由するメチルビオローゲンの増感光還元を達成した. 2.電子プールを備えた電子移動増感系.ポリフィリン亜鉛錯体とビオローゲン間の光誘起電子移動で生成した三重項ラジカル対の寿命に対する外部磁場の効果を研究し, この逆電子移動に及ぼす効果を究明した. 3.新規金属錯体の調製と増感効果.レニウム(i)錯体による二酸化炭素の選択的光還元の触媒活性種の解明に関連して, ブロムトリカルボニル(2.2'-ビピリジン)レニウム(I)はトリエチルアミンによりビピリジン配位子の5位が光化学的にエチル化されることを見出した. またルテニウムトリス(ビピリジン)塩はトリエチルアミンにより新しい光電子移動をおこす. 4.三重項間の作用.これに関連して直接三重項を生成しにくいシアノアントラセンやペリレンなどの遅延蛍光効率を決定する手法を開発し, これらの化合物の効率がアントラセンと同程度であることを明らかにした. 5.生体系の増感機構に関し, フィトクロムの赤色光吸収型を形成しているドメインの局在性とその光化学的性質を解明した.

我们对光化学过程的高效进行非常重要的敏化剂进行了以下研究： 1.使用有机染料的敏化反应机理揭示了这种量子放大效应以量子链的方式发生，并且这种量子放大效应可以。可以被有机染料有效地敏化。我们还通过从呫吨染料和吖啶染料到蒽衍生物的三重态能量转移实现了甲基紫精的敏化光还原。 2.具有电子池的电子转移敏化系统我们研究了外部磁场对紫精的影响。光诱导电子转移产生的三重态自由基对的寿命，并阐明了其对反向电子转移的影响。 3.新型金属配合物的制备及其敏化作用。在阐明铼(i)配合物选择性光还原二氧化碳的催化活性物质方面，我们发现了溴三羰基(2,2'-联吡啶)铼(I)联吡啶配体的5位被三乙胺光化学乙基化。此外，三(联吡啶)钌盐通过三乙胺引起新的光电子转移。 4.三重态之间的相互作用。对此，我们开发了一种测定氰基蒽和苝的延迟荧光效率的方法，这些化合物很难直接生成三重态，并证实这些化合物的效率与蒽5相当。关于生物系统中的敏化机制，我们阐明了形成红光吸收型光敏色素的结构域的定位及其光化学性质。