環境因子に対するヒトリンパ球染色体の分布とその異質性機構に関する研究

人淋巴细胞染色体分布及其响应环境因素的异质性机制研究

基本信息

批准号：
63602513
负责人：
森本兼曩
金额：
$ 1.15万
依托单位：
Osaka University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份：
1988
资助国家：
日本
起止时间：
1988 至 1989
项目状态：
已结题

项目摘要

環境因子暴露に対する個人の感受性は遺伝的負荷と環境(ライフスタイル)要因により決定される。本研究では双生児集団を対象として、末梢リンパ球SCE及び染色体構造異常の誘発感受性分布とその決定に関与する遺伝及び環境要因(ライフスタイル)の寄与度を定量的に検討した。即ち、中学一年の双生児(一卵性31組、二卵性6組)より採取した末梢リンパ球をPHA刺激により培養した。標本の一部はmitomycin-CC3×10^<-8>M)処理又は^<137>Cs-γ線照射(2Gy)を行った。ライフスタイル(日常生活習慣)項目としては朝食、睡眠時間、身体運動、栄養バランス、自覚的ストレス量を採用し、健康習慣指数(HPI)を算出した。従来の我々の研究により、リンパ球染色体変異に対しては各個人のライフスタイルが大きく影響することが明らかとなっている。従って本研究でもまず、ライフスタイル(個別の項目及びHPI得点)と卵性との関連性を検討した結果、個別の質問項目に対する回答の一致度は、検討したいずれの項目においても有意差が認められなかった。又、HPI得点(平均値I標準偏差)は、一卵性2.85±0.31、二卵性2.91±0.28であり、卵性による有意な差は認められなかった。次にbaseline及びMMC誘発SCE頻度、γ線単独、及びγ線と修復阻害剤であるara-Cの同時処理により誘発された染色体構造異常頻度を観察したところ、卵性による有意差は観察されなかった。以上の検討を行った上で、これら染色体変異に関して、級内相関係数を算出したところ、MMC誘発SCE頻度にのみ、一卵性双生児の間で有意に高い一致度が観察された(r=0.484;p<0.05)。この結果はある種の有害因子に対する染色体変異感受性の決定には、遺伝素因が強く関与している事実を示している。今度、対象者を高齢者を含む成人にまで広げ、各年齢区分毎に環境及び遺伝要因の度合を定量的に検討する必要があろう。

个人对环境因素暴露的敏感性取决于遗传负荷和环境（生活方式）因素。在这项研究中，我们定量检查了周围淋巴细胞SCE和染色体结构异常的诱导易感性的分布，以及在双种群中确定它们涉及的遗传和环境因素（生活方式）的贡献。也就是说，通过PHA刺激培养了从一年级小学双胞胎（31对和6个双胞胎对）中收集的外周淋巴细胞（31对和6个双胞胎对）。某些标本用丝霉素-CC3×10 ^<-8> m）处理，或用 ^<137> CS-γ射线（2Gy）辐照。生活方式（日常生活方式习惯）项目包括早餐，睡眠持续时间，体育锻炼，营养平衡以及身体的一部分压力，以及计算健康习惯指数（HPI）。我们以前的研究表明，个体生活方式对淋巴细胞染色体突变有重大影响。因此，在这项研究中，我们首先研究了生活方式（单个项目和HPI分数）与卵巢性质之间的关系，并发现比赛中各个问题项目之间的一致性程度没有显着差异。此外，HPI得分（平均I标准偏差）与2.85±0.31相同，并且与2.91±0.28相同，并且由于卵巢特性而没有观察到显着差异。接下来，当我们观察到基线和MMC诱导的SCE，单独的伽马射线以及同时处理伽马射线和修复抑制剂ARA-C引起的染色体异常时，观察到卵巢特性引起的显着差异。在上述研究之后，计算了这些染色体突变的类内相关系数，并且仅在MMC诱导的SCE频率中仅观察到同一双胞胎之间的一致性明显更高（r = 0.484； p <0.05）。该结果表明，遗传易感性强烈参与确定对某些有害因素的染色体突变敏感性。现在，有必要将目标受众扩展到包括老年人在内的成年人，并定量检查每个年龄段的遗传因素的环境和程度。