3次の非線形性を用いた有機非線形光制御デバイス

利用三阶非线性的有机非线性光控器件

基本信息

批准号：
07246228
负责人：
井筒雅之
金额：
$ 0.9万
依托单位：
Osaka University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份：
1995
资助国家：
日本
起止时间：
1995 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究では,有機非線形光学材料の持つ3次非線形性を活性することを目指して,デバイス応用の観点から,光波マニピュレーション技術を追求した.3次の非線形光学効果を利用すると,「自己保持型の光スイッチ」や「双安定デバイス」,あるいは「光信号波形の時間反転デバイス」などのように,2次の非線形光学効果や他種の(電気,音響,磁気光学効果などの)の非線形な効果では得ることのできない,さまざまな,特徴ある,有用な機能を持つ光デバイスを実現できる可能性がある.有機材料を使用するに適したデバイス構造を考究し,試作,動作実験を行うことによって,3次の非線形光制御デバイスを構成する上での有機材料の重要性を明らかにするべく,研究を遂行した.京都女子大学・松岡賢教授より分与されたキノン系色素材料を評価の対象として,研究を進めた.1.デバイス構成法:有機色素を用いて,部分的に非線形性を有する光導波回路を形成することを考え,具体的なデバイス構成法および期待される機能,特性を考究した.2.デバイス作成法:材料の持つ非線形性を損なうことの無い光導波路構成および作成法について研究を進め,硝子基板非線形チャンネル光導波路の基本的な作成法を確立した.試作・動作実験:最も基本となるものとして,直線光導波路の一部に有機薄膜を装荷し,非線形吸収および非線形屈折率変化を測定した.期待に違わずにこれまでに無い大きな非線形性が確認され,今後,本研究をさらに発展させるための基礎を固めることができた.

在本研究中，我们旨在激活有机非线性光学材料的三阶非线性，并从器件应用的角度追求光波操纵技术。用于光信号波形的设备。”可以实现具有非线性效应（例如光学效应）无法获得的各种独特且有用的功能的光学器件。通过研究适合使用有机材料的器件结构，通过进行原型制作和操作实验，我们进行了研究，以阐明有机材料在构建三阶非线性光控制器件中的重要性松冈，京都女子大学。我们通过评估Ken教授提供的醌基染料材料来继续我们的研究。 1.器件构造方法：我们考虑使用有机染料形成具有部分非线性的光波导电路，具体器件构造方法和预期的功能和特性。进行了研究。,2.器件构造方法：光波导构造，以及不损害材料的非线性的构造方法。通过我们的研究，我们建立了在玻璃基板上创建非线性通道光波导的基本方法：作为最基本的方法，我们在直光波导的一部分上加载有机薄膜以实现非线性。正如预期的那样，我们测量了吸收率和非线性折射的变化，证实了以前从未见过的巨大非线性，并且为今后进一步发展这项研究奠定了基础。