水における指標細菌およびユリファージ数の測定誤差の評価と誤差への影響要因

水中指示菌和噬菌体数量测量误差评价及误差影响因素

基本信息

批准号：
06650600
负责人：
大村達夫
金额：
$ 1.28万
依托单位：
Iwate University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
财政年份：
1994
资助国家：
日本
起止时间：
1994 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究によって得られた結果は次の通りである。1)種々な水環境において大腸菌群数及び腸球菌群数の統計的分布特性は変化し、とくに懸濁物質が多く含まれる水環境において顕著である。したがって、水環境中における両細菌群数の信頼性は、それぞれの水環境の水質によって異なるものと考えられる。2)懸濁物質としてカオリンを用いた実験において、両細菌群数の統計的分布特性はカオリン濃度によって影響を受けるが、その程度は大腸菌群の方が圧倒的に大きい。3)大腸菌群の場合には、カオリンフロックの径が小さくかつフロック数が多い場合にその測定値は影響を受けやすく実験の値より小さい値となる。一方、腸球菌群の場合はフロック径やフロック数にほとんど影響を受けなかった。4)大腸菌群は腸球菌群に比べて懸濁物質との親和性が大きいことが想像され、大腸菌群数の統計的分布特性は懸濁物質に影響されやすく、懸濁物質が多く存在するような水環境における大腸菌群数の測定値の信頼性は低下する。一方、腸球菌群の場合は懸濁物質による影響がかなり小さいので、懸濁物質が多く存在するような水環境において大腸菌群に比べてより優れた指標細菌と考えられる。5)コリファージの場合も大腸菌群と同様に、種々な水環境において統計的分布特性は変化し、必ずしも正規分布を示さないことがわかった。また、コリファージ数はサンプリンリング誤差以外に懸濁物質や水質によって影響されることが明らかになった。

本研究的结果如下。 1）各种水环境，特别是含有较多悬浮物的水环境中大肠菌群和肠球菌数量变化的统计分布特征。因此，水环境中两个细菌群的数量的可靠性被认为根据每个水环境的水质而不同。 2）在使用高岭土作为悬浮固体的实验中，两个细菌群的数量统计分布特征均受到高岭土浓度的影响，但大肠菌群的影响程度压倒性更大。 3)对于大肠菌群，当高岭土絮体直径较小、絮体数量较多时，测量值容易受到影响，变得比实验值小。另一方面，肠球菌群几乎不受絮凝物直径或絮凝物数量的影响。 4）大肠菌群预计比肠球菌对悬浮固体有更大的亲和力，并且大肠菌群的统计分布特征很可能受到悬浮固体的影响，这表明许多悬浮固体中大肠菌群计数测量的可靠性。水环境减少。另一方面，就肠球菌而言，悬浮固体的影响相当小，因此在悬浮固体较多的水环境中，它们被认为是比大肠菌更好的指示菌。 5）发现大肠杆菌噬菌体的统计分布特征在各种水环境中发生变化，并不一定呈现正态分布，与大肠菌类似。研究还表明，除了采样误差之外，大肠杆菌噬菌体的数量还受到悬浮固体和水质的影响。