災害時食物アレルギー対策としてのパッククッキング法の確立に向けた安全性の解明

阐明作为灾难期间食物过敏对策的包装烹饪方法的安全性

• 批准号: 18K02228
• 负责人: 小林 理恵
• 金额: $ 2.83万
• 依托单位: Tokyo Kasei University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2018
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2018-04-01 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-18K02228/
• 关键词: 災害; パッククッキング; アレルゲン; 蒸発残留物測定; 災害時支援; 食物アレルギー; 安全性

令和3年度は令和元年度までに得られたデータを踏まえて国内外の学術誌に成果発表をすることを計画していたが，現状の社会情勢の影響により副論文の成果発表にとどまった。これまでに得られた成果としては，社会実装に向けてポジティブなデータが得られている。具体的には，災害時のアレルギー疾患を抱える方の食事作りにおいてパッククッキングを導入する場合のアレルゲンの混入の有無を検討した結果，ELISA法によるスクリーニングテストでは三大アレルゲンの混入は認められなかった。さらに，小麦に関してはPCR試験，卵，牛乳に関してはウェスタンブロットによる試験を実施したところ，アレルゲン混入が無いことを確認できている。また，食品衛生法よりも厳しい条件下における分析において，パッククッキングで使用が推奨されている高密度ポリエチレン袋から人体に有害な化学物質の溶出は認められなかった。したがって、水、酢や有機酸、アルコール、脂質が含まれる食材を用いてパッククッキングを行った際にも調理品にポリ袋由来の化学物質が溶出されることはなく，本実験条件の範囲においてはアレルゲン混入リスクも極めて低いといえる。東日本大震災から10年以上が経過し，その間も様々な災害が発生しているが，災害弱者（要配慮者）となる食物アレルギーを抱える方々の災害時における公的な食事支援は十分とは言えない。要配慮者自らが備えられる対策の一つとして，パッククッキングを推奨するためにも，令和4年度中に成果報告をしたいと考えている。

在2021年，我们计划根据2019年获得的数据在国内和国际上介绍学术期刊的结果，但由于当前的社会状况，因此仅发布了Sub-Essay的结果。到目前为止获得的结果包括用于社会实施的积极数据。具体而言，我们研究了在灾害期间为过敏疾病的人准备餐食时，在引入包装烹饪时是否受到过敏原的污染，因此，在使用ELISA方法的筛查测试中未观察到三种主要过敏原的污染。此外，对小麦进行了PCR测试，并对鸡蛋和牛奶进行了蛋白质印迹测试，并确认没有过敏原污染。此外，在与《食品卫生法》更为严重的条件下的分析中，从建议用于包装烹饪的高密度聚乙烯袋中没有观察到对人体有害的化学物质的溶解。因此，当使用含水，醋，有机酸，醇和脂质的成分进行包装烹饪时，衍生自塑料袋的化学物质不会洗脱烹饪产品，并且在实验条件的范围内，过敏原污染的风险极低。自大东日本地震以来已经过去了10多年，在此期间发生了各种灾难，但是对于容易遭受灾难的食物过敏的人的公共饮食支持（需要考虑的人）在发生灾难时还不够。为了推荐包装烹饪，作为那些需要体贴自己的人将能够准备的措施之一，我们想在2022财政年度报告结果。

项目成果

Association between personality traits and food stockpiling for disaster.

• DOI: 10.1371/journal.pone.0259253
• 发表时间: 2021
• 期刊: PloS one
• 影响因子: 3.7
• 作者: Harada M;Tsuboyama-Kasaoka N;Oka J;Kobayashi R
• 通讯作者: Kobayashi R