平安期貴族社会における禁忌意識の構造―服喪・斎戒・物忌に着目して―

平安时代贵族社会的禁忌意识结构：以丧、斋、遗忘为中心。

• 批准号: 19J01633
• 负责人: 小林 理恵
• 金额: $ 1.58万
• 依托单位: The University of Tokyo
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2019
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2019-04-25 至 2022-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-19J01633/
• 关键词: 禁忌; 斎戒; 精進; 服喪

本研究は、服喪・斎戒・物忌・精進という異なる目的を持つ諸慣習における一時的な「禁忌」の有り様の比較検討を通して、そこから当該期の服喪慣習の禁忌の特質を解明することを最終的目的とするものである。この4箇年間の検討によって明らかになった点として、服喪慣習は、中国から継受した儒教儀礼として当該期において認識されている一方で、その内実は仏教の精進の影響が目立ち、かつ平安期に確立する、神祇祭祀と仏事との住み分け（神仏隔離）の原則を前提とする服喪と斎戒との差別化、つまり服喪時の禁忌と斎戒時のそれとを対比的なものとする志向の存在が挙げられる。以上は日本古代の服喪慣習を、複数の宗教儀礼の交錯の中に位置づけるものであり、この成果は2023年度中に成稿を予定している単著においてより詳細な発表を行う予定である。また2022年度には、新型コロナウイルス感染症の影響で延期していた、島根県佐太神社の神在祭でのフィールドワーク及び、平安期の服喪・斎戒に関する未翻刻資料の調査を実施した。特に佐太神社神在祭の調査は、文献資料だけでなく、一時的な禁忌をめぐる民俗事例を参照することを意図したものであるが、現地での聞き取り調査及び関連資料の検討の結果、唯一神道などの影響が、当初の見積もり以上に多大なものであることが判明した。ゆえに民俗資料の援用に関しては大きな課題を残す結果となったが、民俗資料の位置づけを含め、中近世における展開については今後の課題としたい。

这项研究的最终目的是通过比较在有不同目的的海关中对临时“棉花”状态的比较研究来阐明哀悼习惯的禁忌症的特征：哀悼，saijutsu，saijutsu，哀悼和生育。 One thing that has been made clear through these four years of consideration is that while mourning practices are recognized as Confucian rituals inherited from China, the influence of Buddhism's efforts is noticeable, and that in fact, there is a differentiation between mourning and sai rituals, which is based on the principle of dividing between gods and Buddhist rituals (separation of Shinto and Buddhism), which is established during the Heian period, that is, the focus比较哀悼期间的禁忌和Sai血统期间的禁忌。 The above positions ancient Japanese clothing mourning practices within the intersecting of multiple religious rituals, and we plan to present more detailed presentations in a single book that is scheduled to be completed within 2023. In addition, in 2022, we conducted fieldwork at the Shinzai Festival at Sata Shrine in Shimane Prefecture, which had been postponed due to the effects of COVID-19, and surveyed unreprinted materials on mourning and海安时期的西卡。特别是，关于SATA神社Shinzai节的调查不仅旨在提及文学材料，还要指围绕临时禁忌的民间案件，而且在现场采访并检查了相关材料之后，发现一个和一个神道和其他事件的影响力大于原始估计。因此，尽管提交民间材料留下了一个重大问题，但我们想考虑有关中间和早期现代时代发展的未来问题，包括民间材料的定位。

项目成果

日本古代の斎戒における生活規制と禁忌の所在について―摂関院政期を中心に―

论日本古代堺的生活规矩和禁忌的位置 - 以赤官院时代为中心 -

• 发表时间: 2019
• 作者: Hashimoto Takuya;Inoue Akio K;Mawatari Ken;Tamura Yoichi;Matsuo Hiroshi;Furusawa Hisanori;Harikane Yuichi;Shibuya Takatoshi;Knudsen Kirsten K;Kohno Kotaro;Ono Yoshiaki;Zackrisson Erik;Okamoto Takashi;Kashikawa Nobunari;Oesch Pascal A;Ouchi Masami;Ota Kazu;小林理恵;小森田龍生;徳山 倫子;小林理恵
• 通讯作者: 小林理恵

平安期貴族社会における魚食禁忌について

平安时代贵族社会吃鱼的禁忌

• 发表时间: 2022
• 期刊: 東京大学史料編纂所紀要
• 作者: 小林理恵

院政期における臣下服喪について―諒闇・心喪装束を中心に―

关于永政时代诸侯的哀悼——以凉也和新莫格的着装为中心——

• 发表时间: 2022
• 期刊: 日本歴史
• 作者: Hashimoto Takuya;Inoue Akio K;Mawatari Ken;Tamura Yoichi;Matsuo Hiroshi;Furusawa Hisanori;Harikane Yuichi;Shibuya Takatoshi;Knudsen Kirsten K;Kohno Kotaro;Ono Yoshiaki;Zackrisson Erik;Okamoto Takashi;Kashikawa Nobunari;Oesch Pascal A;Ouchi Masami;Ota Kazu;小林理恵
• 通讯作者: 小林理恵