参加型評価アプローチによる小地域を基盤とした「地域福祉形成力」評価モデルの開発

采用参与式评价方法开发小区域“区域福利形成能力”评价模型

基本信息

批准号：
20K02236
负责人：
佐藤哲郎
金额：
$ 2.25万
依托单位：
Iwate Prefectural University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2020
资助国家：
日本
起止时间：
2020-04-01 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

令和４年度は、これまでの研究成果となった実践プロセスおよびアウトカムになり得る可能性があるものとして、地域福祉形成力に着目した実証研究を行ってきた。しかしながら、地域福祉の実践は過程（プロセス）と成果（アウトカム）は相互作用しながら展開するという特長があり、かつ長期的な実践期間を要するため、それらの特長を踏まえた実践の可視化に向けたツール開発が求められる。そこで、参加型評価を実施するためのツール開発として、実践過程（プロセス）と実践による地域の変化（アウトカム）とを一体的に把握するための予備的研究として論文を１編（査読有）執筆した。研究概要としては、小地域福祉活動における長期的実践を可視化することで、①ワーカーと住民との相互作用による住民の主体形成、②成果としての地域の福祉力の形成と変化、③住民の主体形成と地域の福祉力との関連性、の3点について明らかにすることを目的とした。結果として、ワーカーの働きかけにより住民に主体が転換したこと、長期的実践のなかで地域の福祉力が形成されるとともに高い次元に変化したこと、そして、住民の主体形成と地域の福祉力が関連しあっていたことが明らかになった。そのうえで、実践の可視化による可能性について言及した。本研究成果を踏まえ、さらに令和５年度は実際に対象フィールドにおいて開発したツールを用いて参加型評価（評価ワークショップ）を実施したうえで、ツールの修正および評価ワークショップの方法を検証することとする。

2020财年，我们针对区域福利形成能力进行了实证研究，作为可能成为以往研究成果的实践过程和结果。但社区福利实践具有过程与结果相互作用发展的特点，需要长期的实践，因此需要基于这些特点开发可视化的实践工具。因此，为了开发一个实施参与式评估的工具，我写了一篇论文（经过同行评审）作为初步研究，以全面了解实施过程（过程）和实施所带来的区域变化（结果）。研究纲要是可视化小范围福利活动的长期实践，目的是：（1）通过工人与居民的互动形成居民的所有权；（2）形成和改变社区作为社区的福利能力。结果；（3）居民所有权。本研究的目的是阐明三点：社区发展与社区福利能力之间的关系。由此，通过工作者的努力，主体转移到居民身上，并通过长期实践，社区福利能力形成并向更高层次转变，居民主体形成与社区福利能力之间的关系很明显，他们很高兴。然后他提到了可视化练习的可能性。根据本研究的结果，2020年度，我们将使用目标领域实际开发的工具进行参与式评估（评估研讨会），然后修改工具并验证评估研讨会的方法。