History and Topography in Nicolas Poussin's Landscapes

尼古拉·普桑风景画中的历史和地形

• 批准号: 22KJ2248
• 负责人: 福田 恭子
• 金额: $ 1.83万
• 依托单位: Kobe University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2023
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2023-03-08 至 2025-03-31
• 项目状态: 未结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-22KJ2248/
• 关键词: ニコラ・プッサン; 風景画

本研究は、17世紀のフランス人画家ニコラ・プッサンが後期に描いた風景画を対象としている。作品を総合的に分析し、画家の創意と顧客の関心の所在を詳らかにすることを目指しているが、特に注目するのはプッサンの風景画に見られる地誌的な性格である。プッサンが古典文学の知識を活用しながら、特定の土地の歴史を叙述することに関心を抱いていた可能性を論じる。初年度にあたる2022年度は、以前より継続して行っている「神話・歴史主題の作品研究」と、新たに課題とした「宗教的要素を持つ作品の研究」を軸とした研究計画のもと調査を進めた。パリのルーヴル美術館とフランス国立図書館での海外調査を2月に行い、またこの期間にリヨン美術館で開催されていた「プッサンと愛」展を訪れた。「神話・歴史主題の作品研究」に関しては、プッサンの特異な神話解釈が反映された作品の一つとして見做される《バッコスの誕生》（マサチューセッツ州、フォッグ美術館）の調査を特に進めた。プッサンが典拠とした複数の文学作品を特定し、それらの典拠を画家が選択するに至った動機について考察することができた。とりわけ本研究の特色の一つである「土地の歴史叙述」に対する画家の関心がこの作品にも認められ、調査の成果について発表の準備を進めている。「宗教的要素を持つ作品の研究」については、ローマ、ヴァチカンに属する建築物が描かれている《ディオゲネスのいる風景》と《オルフェウスとエウリュディケのいる風景》（両作品ともにパリ、ルーヴル美術館）を考察するために、特にモティーフの解釈を目的とし、ルーヴル美術館とフランス国立図書館で調査を行った。リヨン美術館で11月から3月まで開催されていた企画展「プッサンと愛」展では、神話主題の風景画を含む重要な作品が展示され、最新の研究動向を知ることができた。

本研究的重点是法国画家尼古拉斯·普桑 (Nicolas Poussin) 于 17 世纪末创作的风景画。目的是全面分析作品并阐明艺术家的创造力和客户的兴趣，但重点特别是普桑风景画的地形性质。本文讨论了普桑有兴趣利用他的古典文学知识来叙述特定地点的历史的可能性。第一年，即2022年，将以正在进行的“神话历史题材作品研究”和新主题“宗教元素作品研究”为中心的研究计划为基础。调查。 2月份，我在巴黎卢浮宫和法国国家图书馆进行了海外考察，期间还参观了里昂美术馆举办的《普桑与爱情》展览。关于“神话历史题材作品的研究”，我们特别考察了《酒神巴克斯的诞生》（马萨诸塞州福格美术馆），它被认为是体现普桑对神话的独特诠释的作品之一。我能够识别普桑用作来源的几部文学作品，并考虑导致艺术家选择这些来源的动机。特别是，艺术家对“叙述这片土地的历史”的兴趣，这是本次研究的特点之一，在这件作品中得到了认可，并且正在准备展示研究结果。关于“具有宗教元素的作品的研究”，我们看了《第欧根尼的风景》和《俄耳甫斯和欧律狄刻的风景》（均藏于巴黎卢浮宫），它们描绘了梵蒂冈的建筑物。为此，我们在卢浮宫博物馆和法国国家图书馆进行了研究，特别是为了解读这些主题。 11月至3月在里昂美术馆举办的“普桑与爱情”展览，展出了包括神话题材的风景画在内的重要作品，并提供了了解最新研究动态的机会。