嚥下音および嚥下姿勢モニタリングによる嚥下動態の客観的評価と安全な経口摂取支援

通过监测吞咽声音和吞咽姿势客观评价吞咽动力学和安全口服支持

基本信息

批准号：
22K09728
负责人：
兵頭政光
金额：
$ 2.41万
依托单位：
Kochi University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2022
资助国家：
日本
起止时间：
2022-04-01 至 2025-03-31
项目状态：
未结题

项目摘要

高知大学医学部附属病院入院中で、軽度から中等度の嚥下障害を有する嚥下障害患者のうち、認知機能や意識レベルの低下がない15例を対象に、頸部装着型嚥下モニターを用いて嚥下機能評価を行った。対象患者の年齢は55～86歳（平均76.8歳）、嚥下障害の原疾患は脳血管障害7例、食道癌術後3例、およびCOVID-19感染後後遺症、脊椎炎、腸間膜虚血、結腸癌術後、口蓋癌が各1例であった。全例で坐位での食事の自己摂取が可能であった。方法：以下に示すように嚥下機能および食事状況を評価した。1）摂食・嚥下の状況は藤島の摂食・嚥下グレードにより評価した。2）嚥下内視鏡検査：鼻咽腔内視鏡により、嚥下器官である咽頭・喉頭の形態や運動性、中・下咽頭の唾液貯留、声門閉鎖反射や咳反射の惹起性を確認した。次いで1回3ccの冷水を指示嚥下させて、嚥下反射の惹起性と嚥下後の咽頭クリアランスを観察した。これらの所見を兵頭らの嚥下内視鏡検査スコア評価法にしたがってスコア評価した。3）頸部装着型嚥下モニター装置（GOKURI）を装着した状態で、昼食（お茶、五分粥、みそ汁にはそれぞれとろみ剤を添加）を摂取させて総食事時間、総嚥下回数、食事中の誤嚥（むせ）回数を計測した。結果：対象患者の摂食・嚥下グレードは、6（3食経口摂取が可能だが代替栄養が必要）が2例、7（嚥下食で3食とも経口摂取可能）が13例であった。嚥下内視鏡検査は9例に実施し、合計スコアは3～7点で軽度から中等度の嚥下障害であった。頸部装着型嚥下モニターによる計測で、総食事時間が平均12.6分、総嚥下回数が56.6回、食事中の誤嚥回数が1.25回であった。嚥下内視鏡検査スコアと総嚥下時間や誤嚥回数との相関性はなかった。

对在高知大学医院住院、有轻度至中度吞咽困难且认知功能或意识水平没有下降的15名吞咽困难患者进行了评估，使用颈戴式吞咽监测仪改善吞咽功能。目标患者年龄55～86岁（平均76.8岁），吞咽困难基础疾病为脑血管疾病7例、食管癌手术3例、COVID-19感染后遗症、脊柱炎、肠系膜炎缺血、结肠癌手术、腭癌各1例。所有患者都能够以坐姿进行自我治疗。方法：如下评估吞咽功能和饮食状况。 1)使用Fujishima的进食和吞咽等级评估进食和吞咽状态。 2）吞咽内窥镜：鼻咽内窥镜用于确认吞咽器官、咽、喉部的形态和运动情况，中段和下咽部唾液潴留情况，以及诱导声门关闭反射和咳嗽反射的能力。接下来，指导受试者一次吞咽3cc冷水，观察吞咽反射的诱发和吞咽后的咽部间隙。这些结果根据 Hyodo 等人的吞咽内窥镜评分方法进行评分。 3）佩戴颈挂式吞咽监测装置（GOKURI），让学生吃午饭（茶中添加增稠剂、5分钟粥、味噌汤），记录总用餐时间、总吞咽次数、测量进餐期间的吞咽次数。测量误吸（窒息）的次数。结果：目标患者喂养/吞咽等级为6级（可口服3餐，但需要替代营养）2例，7级（可口服3餐并吞咽食物）13例。 9例患者进行吞咽内镜检查，总分3～7分，表现为轻至中度吞咽困难。通过颈挂式吞咽监测仪测量，平均总进餐时间为12.6分钟，总吞咽次数为56.6次，进餐时误吸次数为1.25次。吞咽内窥镜评分与总吞咽时间或误吸次数之间没有相关性。