バナジウム除去海水環境下で飼育したホヤの生理学的変化の網羅的検証

无钒海水环境饲养海鞘生理变化的全面验证

基本信息

批准号：
22K06317
负责人：
植木龍也
金额：
$ 2.66万
依托单位：
Hiroshima University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2022
资助国家：
日本
起止时间：
2022-04-01 至 2025-03-31
项目状态：
未结题

项目摘要

本研究ではバナジウムを除去した海水環境でホヤを飼育することで起こる生理学的変化を網羅的かつ多角的に解析する。本年度は(1) バナジウムの高度な除去技術の確立、(2) バナジウム除去海水環境でのホヤ飼育、(3)ホヤ幼若体のRNA-seq解析を行った。具体的には、項目(1)-1として、固相抽出カラム、バナジウム濃縮能をもつ海洋性細菌を固定化したカラムの２つを検討した。少額備品として2流路ペリスタポンプを購入して実験に用いた。また、項目(1)-2としてホヤの餌である珪藻からのバナジウム除去手法を検討した。項目(2) として、低バナジウム条件下でホヤの飼育を行った。代表的なバナジウム濃縮種であるスジキレボヤの幼若体および成体の飼育を試みた。幼若体はプラスチックシャーレ中で現有の恒温インキュベーターに入れて飼育した。成体の飼育にはオーバーフロー方式の自動排水制御システムを開発した。項目(3)として、正常海水で飼育したスジキレボヤ幼若体のRNA-seq解析を行った。RNA-seqはシークェンスまで外注し、現有PCワークステーションを用いてデータ解析を行った。以上の研究で、自然海水からのバナジウムのみを除去するのは技術的に困難であること、市販の人工海水は非常にバナジウム含有量が低いこと、人工海水にバナジウムを添加した海水で幼若体を飼育できること、幼若体まるごとRNAを抽出してRNA-seq解析によって遺伝子発現を解析できることがわかった。RNA-seq解析における餌の珪藻による影響は小さかった。

在本研究中，我们全面、多方面地分析了海鞘在无钒海水环境中饲养时发生的生理变化。今年，我们进行了（1）建立先进的除钒技术，（2）在无钒海水环境中饲养海鞘，以及（3）对海鞘幼鱼进行RNA-seq分析。具体而言，对于第(1)-1项，我们研究了两种类型：固相萃取柱和固定有能够浓缩钒的海洋细菌的柱。购买了双通道蠕动泵作为小型设备并用于实验。另外，作为(1)-2，我们研究了从作为海鞘食物的硅藻中除去钒的方法。对于第(2)项，海鞘是在低钒条件下饲养的。我们尝试饲养Sujikireboya的幼体和成体，Sujikireboya是一种代表性的富钒物种。幼体在现有恒温培养箱的塑料培养皿中饲养。为了饲养成虫，我们开发了一种采用溢流法的自动排水控制系统。作为第(3)项，我们对正常海水中饲养的日本血吸虫幼体进行了RNA-seq分析。 RNA-seq 被外包，包括测序，并使用现有的 PC 工作站进行数据分析。上述研究表明，仅从天然海水中去除钒在技术上是困难的，市售的人工海水的钒含量非常低，并且添加了钒的人工海水产生了幼体，我们发现这是可能的。整个幼体，从整个幼体中提取RNA，并使用RNA-seq分析来分析基因表达。喂食硅藻对 RNA-seq 分析的影响很小。

项目成果

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生殖の季節性を失った巻貝(イボニシ)の神経節における遺伝子の発現変動

失去繁殖季节性的蜗牛神经节基因表达的变化

DOI：
发表时间：
2022
期刊：
影响因子：
0
作者：
森下文浩;堀口敏宏;飽田寛人;植木龍也;今村拓也
通讯作者：
今村拓也

Concomitant downregulation of neuropeptide genes in a marine snail with consecutive sexual maturation after a nuclear disaster in Japan

日本核灾难后连续性成熟的海洋蜗牛神经肽基因同时下调

DOI：
10.3389/fendo.2023.1129666
发表时间：
2023
期刊：
影响因子：
5.2
作者：
Morishita Fumihiro;Horiguchi Toshihiro;Akuta Hiroto;Ueki Tatsuya;Imamura Takuya
通讯作者：
Imamura Takuya

トランスクリプトーム解析からみたイボニシの通年成熟現象

从转录组分析看伊博西的全年成熟现象