教育虐待を題材にしたEducation for allな教師教育プログラムの開発

制定基于教育虐待的全民教育教师教育计划

基本信息

批准号：
22K02607
负责人：
佐瀬茜
金额：
$ 2万
依托单位：
Kawamura Gakuen Woman's University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2022
资助国家：
日本
起止时间：
2022-04-01 至 2028-03-31
项目状态：
未结题

项目摘要

日本における教育虐待の実態を明らかにするとともに、教育虐待を社会的側面から捉え直し、その課題を教育の場において展開させていくことは急務であろう。一方、中央教育審議会答申においては「個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実」が求められているが、現状はユネスコが提言するEducation for allの実現に至っているとは言い難い。そこで、本研究では次の2点の目的を明らかにしていく。（1）教育虐待の実態を社会関係性の視点から明らかにする。（2）ケアの概念を援用した個別最適な学び・協働的な学びの一体化を保障するための教師教育プログラムの開発、社会教育への展開。本年度は上記の目的を明らかにするため、研究計画のとおり、次の2つの調査を実施した。第一に、教育虐待に関連する国内外の文献調査を行い、教育虐待の用語の再定義に関する示唆を得ることができた。さらに、文献調査からは子どもの多様な居場所支援の必要性、インクルーシブ教育についての示唆を得ることができた。第二に、教育虐待の被虐待児および加害者と関わる機会の多いと考えられる、子どものためのシェルターやフリースクール等の関連機関へのヒアリング調査を実施し、教育虐待の実態を明らかにすることができた。調査を進めていく中で、新たに調査対象を拡大し、教育虐待について多角的に検証していく必要性が生じた。そのため、予定していた調査に加え、実際に児童相談所やシェルターを求めた生徒への対応経験のある学校教員および被虐待経験のある成人を対象としたヒアリング調査を追加で実施した。これらの調査結果をふまえ、次年度以降に教育虐待の用語の再定義を行う。上記の研究結果については、令和5年度の日本家政学会第75回大会での発表を予定している。

迫切需要澄清日本教育虐待的现实，从社会的角度重新思考教育虐待，并在教育领域发展这一问题。另一方面，中央教育委员会的报告提出“优化个体学习和协作学习的综合充实”，但目前的状况还远远达不到联合国教科文组织所建议的全民教育。因此，本研究旨在明确以下两个目标。（一）从社会关系角度厘清教育虐待的现实。（2）制定利用关怀理念确保个体最优学习与协作学习相结合的教师教育计划，并将其应用于社会教育。今年，为明确上述目标，我们按照研究计划开展了以下两项调查。首先，我们对国内外有关教育虐待的文献进行了回顾，并获得了重新定义教育虐待一词的建议。此外，从文献回顾中，我们获得了有关支持儿童的多样化地点和包容性教育的必要性的建议。其次，我们会采访儿童庇护所和免费学校等相关组织，这些组织被认为有很多机会与受虐待儿童和教育虐待实施者进行互动，以澄清教育虐待的实际情况。。随着调查的深入，有必要扩大调查范围，从多个角度审视教育虐待行为。因此，除了计划中的调查之外，我们还对具有与实际寻求儿童指导中心或庇护所的学生以及经历过虐待的成年人打交道的经验的学校教师进行了额外的访谈调查。根据这些调查结果，教育虐待一词将从明年开始重新定义。上述研究成果预计将在2021年第75届日本家政学会年会上发表。