民生委員が対応する困難事例と民生委員の負担の経年変化と地域差

民生专员处理的疑难案件以及民生专员负担的时间和地区差异变化

基本信息

批准号：
22K01951
负责人：
杉原陽子
金额：
$ 2.58万
依托单位：
Tokyo Metropolitan University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2022
资助国家：
日本
起止时间：
2022-04-01 至 2025-03-31
项目状态：
未结题

项目摘要

地域包括ケアシステムやソーシャル・キャピタルの醸成が重要施策として提示される中，民生委員等の地域住民による対人支援活動への期待が高まっている。しかし，虐待，セルフ・ネグレクト，8050問題等，専門職でない住民が対応するには負担の重い課題も多く，対人支援に関わる地域住民を支えるための体制を整える必要がある。本研究は，東京都区市部の民生委員を調査し，地域における対人支援活動上の困難や彼らが対応する困難事例の状況，必要とする支援策等を把握するとともに，10年前に実施した調査結果と比較することで，問題の経年変化と変化の要因を明らかにする。その結果を基に，公的・私的支援を得にくい人を地域で支えるための施策と，そのような人を支える住民ボランティアを支援するための施策を考察することを目的とする。2022年度は，次年度に実施する質問紙調査の検討課題を把握するために，東京都区市部の民生委員でセルフ・ネグレクトや8050問題等の困難事例に関わった経験がある人(10名)に個別の半構造化面接を行い，質的分析をした。その結果，主に以下の結果が得られた。(1)新型コロナウィルス感染やコロナ禍での活動制限等の影響により，地域内で高齢者の孤独死事例が増えた。(2)高齢者の問題だけでなく，母子・父子家庭の貧困，DV，児童虐待等の問題もコロナ禍で増え，民生委員の精神的負担や対応困難感も増加していた。(3)対面での活動が制限され，地域内の問題に関する情報を入手しにくくなったが，コロナ前から得ていた情報や近隣住民からの情報が，コロナ禍での対人支援活動に役立った。(4)電話やインターフォンでの声かけ，困った時の連絡先の配布等の活動の強化とともに，地域包括支援センター等と協力してオンラインを活用した新たな交流の取り組みも行われていた。以上の結果を踏まえ，次年度の調査ではコロナの影響とコロナ後の変化についても検討する。

随着建立综合社区护理系统和社会资本作为重要措施被提出，人们对福利专员等当地居民的人际支持活动的期望不断提高。然而，有很多问题对于非专业人士来说过于繁重，难以处理，例如虐待、自我忽视、8050问题等，有必要建立一个系统来支持当地居民参与人际支持。本研究对东京都各区市的民生委员进行了调查，了解他们在社区人际支援活动中面临的困难、处理的疑难案件、需要采取的支援措施等。通过与以往的调查结果进行比较根据调查结果，我们将阐明问题随时间的变化以及变化背后的因素。根据研究结果，本研究的目的是考虑为社区中难以获得公共或私人支持的人们提供支持的措施，以及为支持这些人的居民志愿者提供支持的措施。 2022年度，为了了解明年进行的问卷调查应考虑的课题，我们将对东京都各区市的民生委员、具有处理疑难案件等经验的10名人员进行调查。如自我忽视和8050问题），进行了个人半结构化访谈并进行了定性分析。结果，获得了以下主要结果。（一）受新型冠状病毒感染的肺炎疫情影响以及疫情导致的活动限制，该地区老年人独居死亡病例有所增加。（二）除了老人问题外，受新冠疫情影响，单亲家庭中的贫困、家庭暴力、虐童等问题也有所增加，福利专员的精神负担和感受也随之增加。对付他们的难度也增加了。（3）虽然面对面的活动受到限制，并且很难获取有关当地问题的信息，但我们在冠状病毒爆发之前从附近居民那里获得的信息对于冠状病毒大流行期间的人际支持活动很有用。（四）除了加强电话、对讲机报警、发放联系方式等活动外，还与地方综合支援中心等机构合作，利用网络沟通方式。基于上述结果，明年的调查还将研究冠状病毒的影响以及冠状病毒之后的变化。