民法における人格権法の定位－－不法行為法理論と契約法理論の再考に向けた視座構築

民法中精神权利法的定位：构建重新思考侵权法理论和合同法理论的视角

• 批准号: 22K01251
• 负责人: 石尾 智久
• 金额: $ 2.66万
• 依托单位: Kanazawa University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2022
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2022-04-01 至 2025-03-31
• 项目状态: 未结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-22K01251/
• 关键词: 人格権; 契約法; 不法行為法; 情報法; デジタル社会; 人格; 人の法; 不法行為; 契約

本研究の目的は、フランスを比較対象として、契約法及び不法行為法において、人格の尊重という視座の持つ意味を明らかにすることである。本年度は、申請書の研究計画に記載した通り、人格権に関するフランスの文献を分析した。フランスでは、民法学において人格権論が注目を集めたのは20世紀初頭だが、著作者人格権に関する議論が先行していることに着目して研究を進めたことによって、フランス法における人格権概念の位置づけについて全体的な見通しを得ることができた。さらに、フランス法における人格権論は、データに関する法規制や、デジタル社会への法的対応といった現代的問題への広がりがある。そこで、本研究は、名誉権、プライバシー権、氏名権、肖像権といった、民法学が伝統的に考察対象としてきた人格権だけではなく、その延長線として、データの保護や利用に関する法規制にも視野を広げるに至った。この成果の一つとして、研究会において、健康データの法規制に関する報告をした。さらに、日本の契約法および不法行為法に関する基礎調査も進めることができた。特に不法行為法については、2022年度私法学会シンポジウムにおいて、「高齢者と不法行為――自律的主体としての高齢者と保護を要請する主体としての高齢者」というタイトルで報告をした。これを契機として、日本における不法行為法の学説および判例を網羅的に検討し、不法行為法における人格の位置づけに関する基礎調査を進めることができた。

本研究的目的在于以法国为比较对象，厘清合同法和侵权法中尊重人视角的含义。今年，正如申请的研究计划中所述，我们分析了法国有关精神权利的文献。在法国，精神权利理论在20世纪初就在民法中引起了人们的关注，但法国法中的精神权利概念是通过预先讨论作者的精神权利这一事实而发展起来的。能够对自己的位置有一个整体的看法此外，法国法律中的精神权利理论已扩展到包括当代问题，例如有关数据的法律法规和对数字社会的法律反应。因此，本研究不仅关注民法传统上所认为的名誉权、隐私权、姓名权、肖像权等精神权利，而且作为延伸，关注数据保护和使用方面的法律法规。我扩大了视野。作为这项工作的成果之一，我们在研究组会议上提交了有关健康数据的法律法规的报告。此外，我们还能够对日本合同法和侵权法进行基础研究。特别是关于侵权法，我在2022年私法学会研讨会上做了题为“老年人与侵权行为：老年人作为自治主体和老年人作为请求保护主体”的报告。以此为契机，我们能够对日本侵权法的理论和判例进行全面梳理，并就侵权法中的人格定位进行基础研究。

项目成果

高齢者と不法行為－－自律的主体としての高齢者と保護を要請する主体としての高齢

老年人与违法行为——老年人作为自主主体与老年人作为请求保护主体

• 发表时间: 2022
• 作者: 石尾智久

高齢者と不法行為――自律的主体としての高齢者と保護を要請する主体としての高齢者

老年人与违法行为：老年人作为自主主体，老年人作为请求保护主体。

• 发表时间: 2022
• 作者: 石尾智久