家事事件の実務的・現代的課題をふまえた実体法理の再構築

基于现实和当代问题的国内关系案件实体法原则重构

基本信息

批准号：
22K01238
负责人：
道垣内弘人
金额：
$ 2.75万
依托单位：
Senshu University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2022
资助国家：
日本
起止时间：
2022-04-01 至 2025-03-31
项目状态：
未结题

项目摘要

本年度は、これまでの共同研究の成果として、『家事法の理論・実務・判例６』の刊行の準備を行った。令和４年度中には校正等も完了し、令和５年度早々に発刊できることとなった。ここでは、共同研究のテーマとして、子の監護・児童虐待をとりあげ、竹内亮氏（弁護士）、帯刀啓代氏（児童相談所）の協力を得るとともに、研究分担者である西希代子が論文「児童虐待と民法－親権法から親子関係法へ」を発表した。また、重要な判例についての検討を行い、5人の研究者の協力を得て、判例解説を上記著作に掲載した。児童虐待については、研究分担者の久保野恵美子も「児童虐待への民事法的対応――親権法改正について」を法律時報94巻11号に発表した。また、研究分担者の石綿はる美も、「民法における体罰禁止とその課題――体罰禁止のそのあとに」を法律時報94巻11号に発表した。その後、共同研究のテーマとして、遺産分割をとりあげた。浦木厚利氏（弁護士）、佐藤香織氏（弁護士）の協力を得るとともに、研究分担者の青竹美佳が、とくに相続分の譲渡に注目して、研究報告を行った。Zoomを利用した共同研究会を開催し、積極的な議論を行った。この報告は、『家事法の理論・実務・判例7』に掲載し、夏頃に公になる予定である。また、重要な判例についての検討を行い、最終的に、5件に絞って、判例解説を雑誌に掲載すべく、準備を行った。このとき、研究分担者に限らず、適切な専門家の助力を得ることとした。

今年，我们准备出版《家庭法理论、实践和判例法 6》，作为我们迄今为止共同研究的成果。校对等工作将于2020年底完成，2020年初可出版。在此，我们将儿童监护和虐待儿童作为我们共同研究的主题，并与竹内亮先生（律师）和秋代先生（儿童指导中心）合作，出版了《虐待与民法：来自》。《父母权利法》到《亲子关系法》。我们还研究了重要的先例，并在五位研究人员的合作下，发表了对上述工作中先例的解释。关于虐待儿童，共同研究员久保野惠美子还在《法律志报》第 94 卷第 11 期中发表了《虐待儿童的民事法律对策：《父母权利法》修正案》。共同研究员石渡晴美也在《法志报》第94卷第11期发表了题为《民法典中的体罚禁止及其问题——超越体罚》的论文。随后，他们将遗传划分作为共同研究的主题。在浦木敦俊（律师）和佐藤香织（律师）的合作下，共同研究员青竹美嘉（Mika Aotake）进行了一份特别关注遗产转让的研究报告。利用Zoom召开了联合研究会议并进行了积极的讨论。该报告将发表在《家庭法理论、实践和判例法 7》中，并计划于夏季左右公开。我们还考虑了重要的先例，最终将范围缩小到五个案例，并准备了其解释以在杂志上发表。此时，我们决定寻求适当专家的帮助，而不仅仅是共同研究人员的帮助。