「不当」概念を巡る実証的研究

“不公正”概念的实证研究

基本信息

批准号：
22K01137
负责人：
高橋正人
金额：
$ 1.08万
依托单位：
Shizuoka University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2022
资助国家：
日本
起止时间：
2022-04-01 至 2025-03-31
项目状态：
未结题

项目摘要

①「不当」概念につき、国や地方自治体の審査会答申を参照しつつ、「不当」の判断過程について検討を行った。「不当」判断においては、「解釈基準」及び「裁量基準」の果たしている役割が大きく、行政の専門性が反映されたこれらの基準の「合理性」が判断過程においても一定の影響を及ぼしている。特に、「不当」概念を検討するにあたり着目したのが、「解釈基準」が実務において果たしている役割である。実際の審査会答申を見る限り、「解釈基準」と「裁量基準」の扱いには相違がなく、行政の専門性が尊重されていることがうかがわれた。同様の傾向は裁判例においても指摘することができると思われ、答申例及び裁判例の分析を通して、「解釈基準」の法適合性審査は、「裁量基準」の合理性審査と差異がないことが多いといえる。②また、研究課題に関連するものとして、行政裁量に関して、裁判実務が今日の審査手法にたどり着くまでの戦後の行政裁量論を、学説・実務の双方をフォローしながら明らかにすることを試みた。学説においては、戦後暫くは自由裁量（便宜裁量）と覊束裁量（法規裁量）の区分論に重点が置かれていたと考えられる。そのため、裁量審査の手法については、判例実務先行型であった。学説・実務の双方において、裁量審査の手法に重点が置かれたのは、１９８０年代以降と思われる。１９８０年代以降の学説・実務の「対話」状況を分析しながら、この点を明らかにした。双方の「対話」が活性化した近年においては、学説における審査手法の分析も判例実務に一定の影響を及ぼしている。

① 关于“不公平”的概念，我们参考国家和地方政府审查委员会的报告，考虑了确定“不公平”的过程。在“不公平”的判定中，“解释标准”和“自由裁量标准”发挥着主要作用，而这些标准的“合理性”反映了行政专业知识，对判断过程有一定的影响。有。特别是，在审视“不公平”的概念时，我们重点关注“解释标准”在实践中所发挥的作用。从实际的委员会报告来看，“解释标准”和“自由裁量标准”的处理没有区别，表明行政专业知识受到尊重。法院判例中似乎也能指出类似的趋势，通过书面意见和法院判例的分析，发现“解释标准”下的法律符合性审查与“解释标准”下的合理性审查没有什么不同。 “自由裁量权标准”。可以说，有很多②另外，与研究主题相关，我试图通过理论与实践的结合，阐明战后行政自由裁量理论，从而导致今天的审查方法在司法实践中的出现。战后一段时间内，学术理论似乎强调自由裁量权（便利自由裁量权）和自由裁量权（法律自由裁量权）之间的区别。因此，酌情审查的方法是基于先例实践的。看来，直到20世纪80年代以后，自由裁量审查方法才在理论和实践上得到重视。通过分析20世纪80年代以来理论与实践“对话”的状况，澄清了这一点。近年来，在双方“对话”日趋活跃的同时，学术理论中对考试方法的分析也对司法实践产生了一定影响。