「帝国日本形成の物語」（西南・日清・日露各戦争の記憶）の成立に関する調査・研究

《日本帝国形成史》（西南战争、中日战争、日俄战争回忆）的调查研究

• 批准号: 18K00317
• 负责人: 樋口 大祐
• 金额: $ 2.75万
• 依托单位: Kobe University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2018
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2018-04-01 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-18K00317/
• 关键词: 西南戦争; 女性; 非定住; 記憶; 物語化; 鎮魂; 芸能; 物語; 死者; 植民地; 対抗的語り; 国民史; 少数者; 帝国; ジェンダー; ポリフォニー; 満洲; 英霊言説; 東アジア; 帝国日本; 太平記; 境界線; 在日; 海港都市; 西南・日清・日露戦争; 集合的記憶; アジア主義

2022年度は、『石牟礼道子と＜古典＞の水脈』（文学通信、2023年5月）に掲載した学術論文「『西南役伝説』における民衆史的歴史語りと非定住民の記憶」を完成させた。本論文は1877年の西南戦争に際会した環不知火海地域の民衆の生活史について書かれた、石牟礼道子『西南役伝説』を分析したものである。本書全体の趣旨は、作家・石牟礼道子野創造性の源泉の一つに＜古典＞の享受体験があるとの前提により、その内実を広く深く探究したい、というものである。本論文では石牟礼道子の中期の著作である『西南役伝説』を題材に、前近代日本でカノンとされた漢詩文や和歌、王朝物語の影響はほとんど見られないこと、民衆的な語り物文芸の『葛の葉』や『一の谷」等についてはかなり摂取していること、そしてそれはおおむね差別された非定住民の芸能的要素が強いことを強調した。その他、本年度は帝国形成の歴史的事件（日清戦争、日露戦争等）に関わる物語化のプロセスにおける女性視点の文学作品や諸言説の役割に注目し、資料収集と分析を進めた。

2022年，我完成了《石穆美智子与经典的水脉》（文学通信Ta）上发表的学术论文《《西南药典》中的通俗历史叙事与未定论的人们记忆》。 。本文对石村美智子的《西南役传说》进行了分析，该书讲述了1877年目睹了西南战争的不知火海地区人民的生活史。本书的整体目的是广泛而深入地探讨作者石穆道筱的实质内容，其前提是他的创作源泉之一就是欣赏经典的体验。本文以石村美智子的中期作品《西南药典》为题材，发现几乎没有受到前现代日本视为经典的中国诗歌、和歌或王朝故事的影响，并且他强调，他消费了很多《葛之叶》和《一之谷》等作品，这些作品带有很强的非表演艺术元素。受歧视的定居者。另外，今年我们重点关注文学作品和女性视角的各种话语在叙述塑造帝国的历史事件（中日战争、日俄战争等）过程中的作用，并进行了数据收集和整理。分析。

项目成果

（合評会）兵藤裕己著『後醍醐天皇』（岩波書店）

（联合委员会）《后醍醐天皇》兵户弘树（岩波书店）

• 发表时间: 2018
• 作者: 樋口大祐

立原正秋と「混血」言説－小説『夏の光』と1945年夏の軍港・横須賀の都市空間を中心に－

立原正明与“混血”话语——聚焦小说《夏日之光》与1945年夏季军港横须贺的城市空间——

• 发表时间: 2019
• 作者: 樋口大祐

日本文学史における”境界線の政治＝ポリティクス”について

论日本文学史上的“边界政治”

• 发表时间: 2018
• 作者: 樋口大祐

倉本一宏・小峯和明編『説話の形成と周縁 中近世篇』

Kazuhiro Kuramoto 和 Kazuaki Komine（主编）《叙事的形成与外围：近代中早期》

• 发表时间: 2019
• 作者: 樋口大祐「転生する太平記

倉本一宏・小峯和明編『説話の形成と周縁 中近世篇』

Kazuhiro Kuramoto 和 Kazuaki Komine（主编）《叙事的形成与外围：近代中早期》

• 发表时间: 2019
• 作者: 樋口大祐